芸術学科2024パンフレット|多摩美術大学
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CreateThinkInform批評家。折口信夫研究を中心に、南方熊楠と柳田國男の民俗学、鈴木大拙と西田幾多郎の宗教哲学が交わる地点に批評活動を展開。批評とは、古きものの解釈であると同時に新しきものの創造でもあると考えている。映像研究者。愛知芸術文化センターで愛知県文化情報センター、愛知県美術館の学芸員として、「アートフィルム・フェスティバル」等上映会の企画や、「オリジナル映像作品」のプロデュースを担当。実験映画、ビデオアートを軸に、映像による表現の特質とは何かを探求している。フィールドワーク設計担当ジャーナリスト。日経新聞とその系列の出版社で美術記者、音楽記者、雑誌編集長等を歴任。今も、授業のない日は足を使った取材と執筆に勤しむ。ゼミでは学生たちと一緒にアート誌を制作している。大学院教授、多摩美術大学アートアーカイヴセンター所長。20世紀美術を研究し、学芸員として30以上の展覧会を企画。アートアーカイヴセンター所蔵資料の調査、整理、展示を実践する。基礎となる美術のさまざまな表現を実技を通して経験し、それらの背景を思索し、理論を得るための眼差しを育みます。「つくる」で経験した表現が、美術・芸術のなかでどのように読まれ、考えられているかを探り、自らの考えを深化させます。「つくる」「考える」で培った技術や理論を生かし、展覧会のキュレーションや多様なメディアのプロデュースを実践し、社会との関わりを持ち、さらに研究を進め、卒業論文等につなげます。 スタジオ日本画、油画、版画、彫刻などの実習制作をするための部屋です。ラウンジ授業のない時間に休憩や勉強、学生同士の交流ができるよう、芸術学棟の中心の吹き抜け空間をラウンジとして開放しています。上の階には螺旋階段でのぼります。キュレーター。目黒区美術館などで戦後の日本の美術、特に同時代の美術家・作品の研究と展覧会の制作に取り組んできた。授業では作品と展示空間、建築との関係を念頭に、展覧会という枠組みの可能性を探っている。美術史家。多摩美術大学美術館館長。愛知県美術館主任学芸員、広島大学大学院准教授を経て現職。学芸員時代にはポロックやニューマンの展覧会を企画/監修。授業では西洋近現代美術史を中心に、美術批評や芸術文化論、博物館学も展開。美術史家。ヨーロッパ中世の、とくにロマネスク聖堂をめぐり、怪物/動物図像など、キリスト教の流れでは解釈できない美術について研究。授業では、キリスト教図像学、先史時代から近世までの造形論、中世の技法を扱う。パソコン・ルーム芸術学科の学生専用のパソコン・ルームです。各パソコンには、エディトリアル・デザインをするためのソフトウェアやたくさんのフォント(書体)がインストールされています。図書館芸術学棟の近くには、世界的建築家の伊東豊雄氏が設計した美しい図書館が建っています。配架した書棚や外光を和らげるカーテンなどにも工夫が凝らされており、心地よい環境の中で調べ物や読書ができます。家村 珠代 教授展覧会設計担当大島 徹也 教授美術史設計担当金沢 百枝 教授造形史設計担当安藤 礼二 教授書物設計担当越後谷 卓司 教授映像文化設計担当小川 敦生 教授光田 由里 教授広く、深く、アートと向き合う芸術学を網羅する教授陣の素顔芸術学科の3つの柱芸術学科で活用している設備と環境つくる考える伝える

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