芸術学科2023パンフレット|多摩美術大学
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スタジオ日本画、油画、版画、彫刻などの実習制作をするための部屋です。入学した1年生は、毎週ここに集います。美術史家。愛知県美術館主任学芸員、広島大学大学院准教授を経て現職。学芸員時代にはポロックやニューマンの展覧会を企画/監修。授業では西洋近現代美術史を中心に、美術批評や芸術文化論、博物館学も展開。キュレーター。目黒区美術館などで戦後の日本の美術、特に同時代の美術家・作品の研究と展覧会の制作に取り組んできた。授業では作品と展示空間、建築との関係を念頭に、展覧会という枠組みの可能性を探っている。批評家。折口信夫研究を中心に、南方熊楠と柳田國男の民俗学、鈴木大拙と西田幾多郎の宗教哲学が交わる地点に批評活動を展開。批評とは、古きものの解釈であると同時に新しきものの創造でもあると考えている。美術史家。ヨーロッパ中世の、とくにロマネスク聖堂をめぐり、怪物/動物図像など、キリスト教の流れでは解釈できない美術について研究。授業では、キリスト教図像学、先史時代から近世までの造形論、中世の技法を扱う。大島 徹也 教授家村 珠代 教授安藤 礼二 教授金沢 百枝 教授パソコン・ルーム芸術学科の学生専用のパソコン・ルームです。各パソコンには、エディトリアル・デザインをするためのソフトウェアやたくさんのフォント(書体)がインストールされています。オープン・スペース授業のない時間に休憩や勉強、学生同士の交流ができるよう、芸術学棟の中心の吹き抜け空間をオープン・スペースとして開放しています。上の階には螺旋階段でのぼります。ジャーナリスト。日経新聞とその系列の出版社で美術記者、音楽記者、雑誌編集長等を歴任。今も、授業のない日は足を使った取材と執筆に勤しむ。ゼミでは学生たちと一緒にアート誌を制作している。批評家・映像作家。放送作家、映像作家を経て、映画・映像史に関する著述の道に入る。『映像の境域』でサントリー学芸賞。授業では、アートフィルムやワールドシネマの領域で映像表現の歴史を探求。大学院教授、多摩美術大学アートアーカイヴセンター所長。20世紀美術を研究し、学芸員として30以上の展覧会を企画した。芸術学科ではアーカイヴ設計ゼミのみを担当し、アートアーカイヴセンター所蔵資料の調査、整理、展示を実践する。小川 敦生 教授金子 遊 准教授光田 由里 教授図書館芸術学棟の近くには、世界的建築家の伊東豊雄さんが設計した美しい図書館が立っています。配架した書棚や外光を和らげるカーテンなどにも工夫が凝らされており、心地よい環境の中で調べ物や読書ができます。芸術学を網羅する教授陣の素顔。美大ならではの充実した設備と環境。

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