工芸学科2023パンフレット|多摩美術大学
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© Mitsuki Nakajima受験生・後輩へのメッセージ前野 達郎(陶プログラム 2004年卒)宮下 サトシ(陶プログラム 2016年卒)高橋 漠・和田 朋子(ガラスプログラム 2009年卒)大隅 圭介(ガラスプログラム 2000年卒)作家活動(陶芸家)作家活動(アーティスト・陶作家)TOUMEI(ガラス工房)アートディレクター・ウェブデザイナー学生生活の4年間は、自由に使える最後の時間です。自分のやりたい事をやって欲しい。やりたい事がわからなければ、興味のあることを何でもやって欲しい。そうするとやりたい事がわかると思います。楽しんで素敵な時間を過ごして下さい。調子が良いときも悪いときも、作品が未熟で満足がいかないときも、自分がいま生み出した作品を受け入れて、愛してあげてください。その愛情は時間をかけて強く成長し、必ず返ってきます。それが作家にできる全てです。なんちって!楽しんで頑張ってください!よく学び、よく遊び、たくさんの出会いと経験をすることが学生時代にとても大切な事だと思っています。多摩美にはいろいろな人がいて今となっては貴重な時間を過ごしました。皆さんが良い作品を作って豊かな人生を歩めるように願っています。今の仕事に繋がっていることの大半は学生の頃に興味を持ち始めたことです。学生時代は引き出しをたくさん作れる時期だと思うので、専攻と関係あることもないことも、とりあえず端から飽きるまでやってみたらいいんじゃないでしょうか。草野 薫(陶プログラム 2008年大学院卒)林 麻依子(陶プログラム 2012年大学院卒)陣 めぐみ(ガラスプログラム 2006年卒)薄葉 純(ガラスプログラム 2011年卒)株式会社織絵作家活動(陶作家)bubun(装身具制作)株式会社俄ホテルや病院、複合施設などへのアートの提案、及び販売・設置をする仕事をしています。現在は2児の母でもあるのですが、現代において「ものをつくる」ということに対する真摯な模索は、生きて行く上での大きな力になると思います。好きなこと、そして嫌いなことさえ、全てが創作の糧です。一緒に学ぶ仲間は、自分の選ばなかった可能性を見せてくれます。大学での学びを通じて、今の自身の基盤となる“らしさ”を見つけることができました。日々手さぐりで素材と自分とに向き合うことで、少しずつ感覚に忠実なものが作れるようになっていったと思います。興味を持ったことはとことんやってみてください。その経験が制作の礎となり作品の中に息づき続けるはずです。新作ジュエリーの開発を担当しています。自分にとって「ものづくり」って何だろう。学生時代、大いに悩んだことが、今は大きな力になっています。たくさん手を動かし、納得する答えを探していってください。卒業生の活動Career

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