工芸学科2025パンフレット|多摩美術大学
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「工芸」を、多様な広がりを持ったモノ作りの姿勢を表す言葉として、私たちは捉えています。モノを作り上げること。それは人間が、生きるために古来より重ねてきた本能的・知的な行為であり、豊かな暮らしのための感動を伴う精神的行為です。工芸学科では、素材と身体、そして思考とを連動させて「手でモノを作る」術(すべ)を学び、その根源的な力を養います。この力は、今日の造形手段がますますデジタル化していく状況において、その礎重要性が増しています。学生は素材と向き合いながら、この時代に自分が作るべきものを仲間とともに模索し、見出していくでしょう。作家である教員、充実した設備、そしてみなさんの学びを後押しします。としての60年に及ぶ多摩美の工芸教育の歴史がいしずえCeramic, Glass, and Metal Works3

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