環境デザイン学科2020パンフレット|多摩美術大学
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まり、インテリア・建築・ランドスケープという、スケールの異なる分野を横断的に学べる点です。インテリア/建築/ランドスケープいます。もちろん建築は美術の分野です。美しくかたちある対象として空間・建築をとらえて学ぶことができるのです。また、学内では、彫刻、絵画など他分野の美術を学ぶ学生がいることは、美術としての建築を学34デザインは常に誰かの幸せのためにあります。その相手は1人かも知れないし、数万人かもしれません。誰かの幸せのために求められている機能をしっかり分析しもっともふさわしい環境を美しく創造するためのデザインです。専門的に学べる空間の分野全てを網羅していることです。つ 各コースの学生が課題を自由に選択し、このスケール感の違う3つのコースを横断して学ぶことができます。家具から建築、都市計画までを「人と空間・人と場所の関係」という視点で学ぶことが出来ます。デザインの対象である環境・空間は美術の分野にあるものと考えてぶ上で大きな刺激となります。さらに、美大の建築としてのみならず、インテリアとランドスケープとともに学べる環境において、建築のあらたな意味が生まれてくることを期待しています。光、風、手触り、環境音・・・・空間には、様々な現象がともないます。五感によって、素直にうけとめ、かたちにしていくために、諸現象への知識を深めます。特に、ヴァーチャルな世界では得られない触感を基本にすべく、リアルな現場での学び、原寸での学びを大切にし、手書きのスケッチと「CAD/CGを駆使したモニター上でのシミュレーション」の両面から、「手」で考える姿勢を身につけます。公園、キャンパス、散策路、広場、庭園など、外部環境が主な対象です。「もとからそこにあるもの」つまり、歴史、文化、気候、植生などに敏感に、「新しくできるもの」とをつなぎ合わせることも大切な仕事です。住宅・商業施設・美術館・音楽ホール・学校・駅舎・スタジアムなど、機能的に求められることを、かたちにするための構造的理解とともに「美しく・快適に・安全に」設計する仕事です。私たちの生活する空間を学ぶことで、インテリアやランドスケープのデザイナー、建築家として活躍している卒業生はもちろんのこと、プロダクトデザイナー、アーティストといったジャンルのみならず、空間を学ぶ過程で養われる五感に対する感受性、多様な自然界・人間界を統合する複眼的で、広い視野を活かして、デザインと呼ばれる世界以外でも活躍する先輩たちがたくさん輩出していることが、その答えです。ショップ・住宅・家具・ディスプレイ・オフィス・展覧会などの仮設空間など、建築の内部が主にデザインの対象です。今はその領域が広がっていて他分野と協働することも増えています。環境デザインとはどんなものか教えてください。環境デザインならでは!とはなんでしょうか?美大で環境・空間を学ぶことのよさはなんでしょうか?デザイナーになるために、何が学べますか?環境デザインについて入学生についてランドスケープの仕事とはどんなものか教えてください。建築の仕事とはどんなものか教えてください。どんなデザイナーになれますか?インテリアデザインの仕事とはどんなものか教えてください。よくある質問FAQ

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