略歴 1979/横浜国立大学工学部造船学科卒業、三建設備工業(株)設計部勤務 1993/(株)TAK建築都市計画研究所(2009/(株)柳澤孝彦+TAK建築研究所に改組)入社。劇場、美術館を中心とした数多くの文化施設の環境設備設計業務に携わる。2017年より代表取締役、現在に至る。 1997/「新国立劇場の空調設備」で第37回空気調和・衛生工学会賞技術賞を受賞 空気調和・衛生工学会正会員、建築設備技術者協会会員研究業績 主な受賞歴 「富岡市立美術博物館・福沢一郎記念美術館」/1995/日本照明学会照明普及賞(優秀賞) 「桶川市民ホール・さいたま文学館」/1999/公共建築賞(優秀賞) 「高根町ふれあい交流ホール」/2002/山梨県建築文化賞受賞 「奥田元宋・小由女美術館」「一葉記念館」/2007/日本照明学会照明普及賞(優秀賞) その他、国立ハンセン病資料館、国立中央青少年の家研修棟、上田市交流・文化施設(上田市サントミューゼ)、堺市民芸術文化ホール(フェニーチェ堺)などの環境設備設計に携わる。主な著書 「コージェネレーションハンドブック」(共著/(株)井上書院) 「SII幕張ビル」(共著/BE建築設備) 「さいたま文学館・桶川市民ホール」(共著/BE建築設備) 「新国立劇場の空調設備」(共著/空気調和衛生工学) 「寒冷地の美術館における温度成層型蓄熱槽」(空気調和衛生工学会学術論文集) ホームページ http://www.tak-archi.co.jp 株式会社柳澤孝彦+TAK建築研究所略歴 1974/東京出身 1997/東京工業大学工学部建築学科卒 1999/東京工業大学建築学専攻修士課程修了 2003/101design設立 2004/東京工業大学人間環境システム専攻修了 博士(工学)研究業績 主な受賞 新台北市立美術館概念設計国際コンペ(佳作) up to 35;Athens Student Housing International Competition(Finalist)主な受賞 「桜山の家」 「建築学会作品選集」ほか主な著書 「20世紀建築研究」(共著/INAX出版) 「建築設計資料集成[余暇・宿泊]」(共著/丸善) などホームページ http://www.101design.jp 101design一級建築士事務所Takashi Kanazawa 担当科目 環境設備Masamichi Kawakami担当科目 構法デザイン非常勤講師Lecturer金澤 隆司非常勤講師Lecturer川上 正倫地球環境の保全が人類最大の課題となった今日において、建築家もまた「環境デザイナー」として、建築とその周辺環境の共生はもちろんのこと、グローバルな視点からの環境負荷低減に配慮したデザイン能力が要求される。建築が「ひとと環境に優しい建築」になるためには、その地の気候・風土・歴史・伝統などの地域性に立脚したデザインと、そこから得られる豊かな自然の恵みを最大限に活用した環境・エネルギーシステムを構築し、それらを巧みに融合させることが必要であると考える。日常の中で見過ごしてしまっているもの、当たり前であると思い込んでしまっているものの中にデザインのテーマがあると考えています。デザインというと、とかく新しく、見た事がないものへ重心がいきがちです。しかしながら、建築はそのようなデザイン的消費に耐えるものでなくてはいけません。むしろ、デザインの原点にたって日常的なものがいかに日常的であり得ているのかを観察することに建築的デザインの発見があるような気がしています。「奥田元宋・小由女美術館」(2006/設計・(株)柳澤孝彦+TAK建築研究所)「多摩の家」 「北京の大きな家プロジェクト」 77Lecture
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