環境デザイン学科2020パンフレット|多摩美術大学
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略歴 1980/大阪芸術大学・芸術学部・環境計画学科卒業 1991/Pratt Institute(米国NY)International Architecture Seminar Design Studio修了 1997/早稲田大学・理工学研究科・都市計画 修士課程修了 1985〜2002/ECO(株)都市環境計画研究所部長 1998〜2001/東北芸術 工科大学環境デザイン学科非常勤講師 2000〜2016/なりわい文化都市研究室 2001〜/多摩美術 大学環境デザイン学科非常勤講師 2009〜/一般財団法人日本地域開発センター客員(主任)研究員 2010〜2012/常陸太田市観光物産協会事務局長 2016.6.6/NARIWAI総研(株)設立 2018.10〜/八王子市まちづくりアドバイザー研究業績 主な業績 2019/中国・昆明市開催の<公共施設FMフォーラム>に招聘され、「東京都心のまち管理」と題し講演を行う 2012〜/内閣官房の専門家派遣事業により、東日本大震災の被災地大船渡の高台移転と中心市街地の再生に取り組む 2009〜2012/高崎市小栗の里整備基本計画詳細検討業務(道の駅くらぶち小栗の里) 2009〜2011/高崎市都市計画マスタープラン(高崎市) 2006/「秋葉原タウンマネジメント機関設立」に係わるコーディネート支援業務/観光促進・産業創出分科会マネージャー(千代田区、(株)都市構造研究センター) 主な作品と受賞歴 「港区政60周年記念碑とその周辺緑化」(青山表参道町会・青山表参道商店会)/2007/第18回緑の環境デザイン賞(国土交通大臣賞) 「港区立芝公園」/2007/第23回都市公園コンクール(国土交通省都市・地域整備局長賞) 近年の論文・エッセー等 「日本東京都市中心街道管理」中国現代プロパティ雑誌社(2019.10)「災害復興は、清掃・感染症予防から始まった」月刊ビルメンテナンス(2017.8) 「中山間地のくらし・生業の心(しん)-道の駅・くらぶち小栗の里-」地域開発(2014.7)略歴 1976/山口県生まれ静岡県育ち 2000/日本大学理工学部建築学科卒業 2002/日本大学大学院理工学研究科博士前期課程(修士)修了 (株)佐々木睦朗構造計画研究所入所 2009/鈴木健構造設計事務所設立研究業績主な構造設計作品 「KOBUCHIZAWA VILLA」/2011/建築:K2YT,「多摩メディカルモール」/2011/建築:AE5 Partners,「House M」/2011/建築:AE5 Partners,「宇都宮の住宅」/2012/建築:AT/LA,「HOUSE K」/2013/建築:K2YT,「Sea side living 2013」/2013/建築:中田裕一+中田理恵,「南軽井沢の別荘」/2013/建築:伊藤建築設計工房,「TERRAZZE」/2014/建築:AE5 Partners,「SOLA 沖縄保健医療工学院」/2015/建築:Thirdparty+かみもり設計,「松阪市子ども発達総合支援センター そだちの丘」/2016/建築:Thirdparty,「O邸新築工事」/2016/建築:中田裕一+中田理恵,「三島T美容室」/2017/建築:羽切直樹,「西浅草 T Building」/2017/建築:AE5 Partners,「水晶宮殿転霏微 House of Quartz」/2019/建築:宮内智久建築都市研究所,「多摩メディカルモール2」/2019/建築:山本晃之+青木公隆(ARCO architects)設計競技・受賞作品(構造協力) 伊豆の国市伝統芸能会館(仮称)建築設計提案競技 最優秀(2013,建築:Thirdparty),松阪市子ども発達総合支援施設公開設計競技 最優秀(2014,建築:Thirdparty),SDレビュー2013 入選(作品:SeasideLiving,2013),第1回沖縄建築賞(作品:SOLA 沖縄保健医療工学院 ,2015), 第49回中部建築賞入賞(作品:松阪市子ども発達総合支援センター そだちの丘 ,2017)Ken-ichi Satoh担当科目 都市・景観デザイン論Takeshi Suzuki担当科目 構造力学II非常勤講師Lecturer佐藤 賢一非常勤講師Lecturer鈴木 健東日本大震災の復興もだいぶ進み、来年で10周年かと思いきや今度はもの凄い勢いで「新型コロナウィルス」が世界中で流行しています。この<パンデミックpandemic>に引っ張られように現在、ある公益団体で3年前に「避難所衛生管理マニュアル」を作成したのを縁に、病院クラスター対策の特殊部隊設置提案、米国の清潔度別区域分け(ゾーニング)の情報提供等支援を行っています。SDGs(持続可能な開発目標)の17のゴールに「3全ての人に健康と福祉を」と「11住み続けられるまちづくりを」があります。今回の取組はこの二つに関連した民間まちづくり家の仕事だと解釈しています。建築家丹下健三氏は、新しい建築をつくる心構えとして「七十三時間、集中しなさい」と所員を鼓舞しました。そして人生のすべてに対して集中せよ、妥協するなと。わたくしも皆さんと共に、日々<青年の心>で闘って参ります。建築のデザイン・設計の過程(全体計画・部分計画・ディテール設計)において、構造に関する課題を解決していくことが求められます。構造の課題にアプローチするには、構造にまつわる基本的知識や感覚を身に付けることと、それらをベースに構造の専門家と“対話”をしていくことが重要になります。対話を重ねることで構造がデザインに融合し、質の高い建築を形成することが可能になります。力学に限らず、材料や構法、施工技術に関心を持ち、建築に潜む「しくみ」と「しかけ」に触れて、柔軟な構造的発想力を身に付けて下さい。建築やデザインに関連する社会的話題にも積極的に関心をもち、情報に流されず、正しい知識をもってコミュニケーションが出来る人間を目指してください。上から「松阪市子ども発達総合支援センター そだちの丘(写真:淺川敏)」,「SOLA 沖縄保健医療工学院(写真:淺川敏)」,「水晶宮殿転霏微 House of Quartz(写真:鳥村鋼一)」講演後会場から質問を受ける(中国・昆明2019年9月27日、左から私、高彦さん)大船渡市永浜地区の高台移転による新集落(○内がその位置)八王子まちづくりワークショップによるシミュレーション模型78Lecture

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