メディア芸術コース2024パンフレット|多摩美術大学
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身の回りの小さな存在に気づき、意識を向けるきっかけになればと思う。私はこれまで写真に触れてきて、現代の写真が人々の美意識の根幹に強く影響を及ぼしているということ、そしてそれによって抑圧が生まれていることを知った。 各々が追い求める理想を個人が追求するのではなく、世界が他者に理想を強要し抑圧が生まれる時、私はそれを許すことができない。 だからこそ、世界のそのままのありようを残そうとせず、客体としての美しさを作り上げようとする現代の写真の価値観から解脱するために、この作品を写真として私は提示する。 「全てのものは確かに意味を持って存在している」 私たちの身の回りはたくさんの「モノ」で溢れている。それは大小様々存在し、当たり前のように私たちの生活に根付き、当たり前のように消費されている。そういった存在を作品として昇華することで身近にある「当たり前」を見直し、日々の生活の豊かさに気づく。そして自分自身が画面に加わることで私が存在することを知る。 この作品の鑑賞者が私は宇宙人から地球人へのメッセージをテーマに制作しました。 この宇宙人はある地球人に片思いをしています。そして告白するために、この装置を作りました。 mgaeこの扇風機は宇宙人とこの場をつなぐことのできる装置です。 会場内には扇風機の回る音、扇風機で震えている歌声が響き渡り、宇宙人は日本語は話せないけれど懸命に気持ちを伝えようとしています。 動物の感情を読み取る時のように、あるいは母国語の異なる人と話すときのように、言葉以外のコミュニケーションで、種や性別、星を超えて分かり合えることを表現しました。 私は鑑賞者にワクワクしてもらう時間を与えたかった。作品を見た後、喫茶店で友人と小一時間話せるようなものにしたかった。この想いが届いていたら幸いです。 これまで、誰もがかつて持っていた、しかしいつの間にか忘れてしまっていた自由や楽しさを大人たちが取り戻していく話を描いてきた。卒制に取りかかるにあたり、実家の庭に長年放置されていたスケートボードのことを思い出した。父の親族がかつて乗っていたそ[アニメーション]1998年にオープンした情報デザイン学科の歴史は、デジタルメディアの歴史にほかなりません。この20年の間にイメージの世界は激変を遂げています。いまや数千億枚と言われるデジタル写真が毎日、爆発的に増えてゆくなかで、わたしたちは何をどう表現することができるのでしょう。そこで重要になるのは、記憶や感情や身体感覚であるとイメージラボは考えています。創造の扉を開ける鍵は、自分自身のなかにあるのです。写真、映像をはじめあらゆる種類のイメージを対象に、幅広い知識と鋭い感性を身につける。イメージラボは常に未知の地平線を見つめながら旅を続ける、創造のキャラバンです。れは、私が幼い頃から現在に至るまで、誰にも触れられぬまま存在を忘れられていた。まるでそれが思い出の中に置いていかれてしまったうつくしい日々の象徴のように思えそれを題材とした。歳を重ねるにつれ、輝かしい思い出ばかりをうつくしい日々として、あの頃は良かった、と思うことが増えていくのだろう。しかし、少しのきっかけで現在やこれからの未来をうつくしいものにすることもできるのではないかと考え、制作に取り組んだ。0103040205担当教員:佐々木成明/港千尋/伊藤俊治/ヲノサトル/齊藤彰英/ 日原聖子/古屋和臣/副島しのぶ01『帰途にて眺む夢見鳥』[アニメーション映像]フルCGによるSF映画作品。シナリオ、CG、AIを使用した英語音声、メカニカル・デザインなどのすべてを一人で行った秀作。未明の砂漠惑星に不時着した男が生存をもとめ彷徨う。当て処もなく歩き続ける男の道行が自己の存在を知るための低徊(ていかい)の思考に重ねられる。02『愛♡コンタクト~宇宙との交信~』[映像インスタレーション/映像]小林優希 『I'm here.』[写真]05『We used to love ourselves.』[写真]イメージラボ土屋さくら 『うつくしいひび』Image Lab.0304川久保開久保田碧音3-4年次都築翔I

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