メディア芸術コース2023パンフレット|多摩美術大学
17/24

17Q どのような作品を作っていますか? 私は日常生活の中で多様な人々と接して経験できる人々とのつながりをテーマに3Dプリンターを利用して作品を作っています。 ただ3Dプリンターで出力して終わるのではなく、ひいては観客が作品の中に参加してこれを体Q 自分の所属ラボを選んだ理由はなんですか? 3Dプリンティングをするためには3Dプログラムを扱う必要があると考え、フューチャーラボはこれに役立つと思いました。 また、デジタル要素をゲームや映像のようなデジタルQ 大学生活の中で学んだ一番大切なことはな業界に行きたいからそれに関する制作ばかりする、というのも一つの道として良いと思いますが、業界に関係なくとも自分の根底にあるものや自分の感性に向き合った作品は作品形態に関係なくきちんと評価してくれます。私は就活の時に感じたことですが、本学科の験しテーマについて共感できる作品を主に製作しています。世界だけでなく、多様な結果物に再構成するのを見てアナログ的な出力物を作る3Dプリンティングにも役立つと思い興味を持ちました。 大学生活の中で自分自身について知っていくことがとても重要だということを学びました。 自分がどんな人なのかを知ることで、自分の長所をどのように生かすのか、あるいはどん受験も同じかもしれません。私も入学当初は風景を描くことしか考えておらず、立体作品を作るとは思いもしませんでした。本学科では、色んな機材や施設が揃っていたり、多方面で活躍されている先生方がいらっしゃったりと、様々な分野に挑戦しやすいとな方向に進むのかに対する考えが可能になるからです。 私は大学生活をしながら教授たちと友達と話しながらこれを少しでも知ることができたし、これからの作品活動に役立ったと思います。 私はRyo kishiの「ObOrO」を見てメディアアート自体について興味を持つようになりました。この作品は観客が浮いているボールを掴んだり、下に手を当ててみるなど様々な反応を見せるようになり、作品を見てまるでおもちゃで遊ぶ子供たちと似ていると感じました。以後、「観客の参加」という要素は私に大きな印象を与えてくれたし、以後の作品製作に大きな影響を与えたと思います。した経験があります。単純に展示空間で行う設置とは異なり、実際の子供たちが見る視線の高さや動線、そして実生活の邪魔になるかも考慮しなければならないほど学んだ点が多Q 受験生に向けてひとこと 私は実は韓国の大学で経営学を勉強して辞思います。興味を持ったものは、まだ知らないものでも挑戦してみるといいのではないでしょうか。あなたがあなたらしく、向き合ったものは業界に関係なく評価されると思うので、制作を楽しんで欲しいなと思います。かったです。このため私は学校を離れてもっと多様な場所で作品展示と演出の経験を積みたいです。同じ作品でも設置された方法、場所、観客の種類によって様々な結果が出るので、これを経験して自分自身の成長を図りたいと思います。めて自分が本当にやりたいことをするために多摩美術大学に入学しました。 他の専攻を勉強して美術学部に入学するためには短くて大変な期間でしたが、私はその過程の中で美術を勉強するという楽しさが心の片隅に残っていたから耐えられたと思います。 受験生の皆さんも、その過程がどんなに大変で苦しくても、心の中に残っている「やりたいことをする楽しさ」を忘れないでほしいです。Q 影響を受けたアーティスト、自分を支えてくQ これからどんな作品を作っていきたいですか? 教授のプロジェクトで小学校に作品を設置卒業制作「BRIGHTNESS」 撮影:竹久直樹んですか?れているアーティストは誰ですか?3年生課題 外の光の積み木今日の表情/TODAYʼS EXPRESSIONFuture-Labの在校生に聞いてみましたパク ギュミンさん4年生FutureLab.

元のページ  ../index.html#17

このブックを見る