メディア芸術コース2023パンフレット|多摩美術大学
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Q  映像もプロレスも体力仕事だと思います。映像制作も体力が必要になってくる部分があり、プロレスラーとしてのトレーニングが映像の撮影や編集を根気強くやれることに役立っている部分があるかと思います。体力作りが大事なのはプロレスも映像も共通していると思います。20イイメメーージジララボボ プロレスラーとしてリングに立ち、映像作家として主にプロレスを題材としたVTRやドキュメンタリーなどを制作しています。 自分の可能性を信じ、自分に賭けてみるということでしょうか。プロレスラーとしても下に見られることが多かったのですが、それをエネルギーに変えてカラダを作り、映像を試合の武器として使うなど、自分にしか出来ないことで逆境を乗り越えようとしてきました。 大学在学時にドラマ制作などの課題制作がうまくいかず挫折をしていました。4年次の面談で先生に「自分にしか撮れない題材の作品を撮るべきだ」と助言され、ドキュメンタリーで当時自分も活動していた学生プロレスの世界を撮ろうと思いました。小さなビデオカメラ一つで自分にしか撮れない距離感で被写体と関係性を築けた感覚がありました。 プロレスラーの方が卒業制作の作品を見て評価してくださり、プロレス団体の映像班に誘ってくれました。卒業制作を作ったことが自分の人生の原点になっていると思います。また在学中に学生プロレスの活動をしていたこと、沢山の映画を観たことなどは今の自分の仕事に活かされています。今、取り組んでいることの基盤は学生時代に出来たと言えると思います。 プロレスラーのドキュメンタリー映画を制Q 現在、どのような活動・お仕事をされていQ 今成さんは、プロレスラー、そして映像作家としても活動されていますが、精力的に活動する上で原動力になっているものはありますか?Q 今成さんの卒業制作である「ガクセイプロレスラー」の、制作に至った経緯や制作中のエピソードについて教えてください。卒業制作「ガクセイプロレスラー」ますか? 映像作家としての活動と、プロレスラーとしての活動の共通点や違いについて教えてください。Q 在学中の活動や制作が、今の活動に繋がっていると思う瞬間はありますか?Q 今成さんはプロレスと関連する数多くのメディア芸術表現を行なわれていますが、これから先の展望や今後やりたいことなどはありますか?Image-Labの卒業生に聞いてみました今成 夢人さん2009年度卒業 情報デザイン学科情報芸術コースImageLab.

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