第3クォーター(9~10月)第4クォーター(11~12月)5( )2年次・メディア芸術演習ゲームアート半世紀ほどの歴史をもつビデオゲームはもちろん、遡ればボードゲームやトランプ、スポーツなど、人間は有史以来、ゲームの文化や実践とともにありました。このワークショップでは、既存のビデオゲームや、ゲームエンジンを用いた表現、またカードゲームやボードゲームを通じてルールやシミュレーションについて理解し、ゲームというメディアの可能性を探ることで、広義の「ゲームアート」作品を制作し、「プレイアブルな表現」のもつ可能性や問題を考察していきます。担当教員 :大岩雄典/谷口暁彦プロシージャル·ポエジーワークショップとリフレクション(振り返り)を通じて日常や非日常のプロセスを再考・転用・発明することで、固有の表現を探究し、最終的にひとつの作品や実験に仕上げます。言葉を組み合わせて詩を生み出すプロセスを考案したり、新しい球技のルールを考案して実際にやってみる、日々の出来事を楽譜に起こしてバンド演奏する……など、人間や人間以外が実行するプロセスをめぐるリテラシーを育み、制作や思考のための新しい視点を探究します。担当教員 :大岩雄典/谷口暁彦写真:湯田冴ジェネラティブ·アニメーション授業の前半では手書きのフルアニメーションの基礎を学びます。そうして制作したアニメーションの断片をプログラムによって制御し、インタラクティブで生成的なアニメーション作品を制作します。既存の技術や枠組みにとらわれず、ハイブリッドなアニメーション表現を探求します。担当教員:谷口暁彦/小光ブランデッド·ムービー与えられたテーマを元にグループで短編映画を制作します。ドラマ·ドキュメンタリー·イメージPVなど表現スタイルは各班自由。作品のコンセプトに合った視聴方法·尺·使用機材·撮影方法·グレイディング等を決定するのがポイント。また作品はあくまでも広告的アプローチで表現されていなければなりません。担当教員:佐々木成明/奥野麻子ヴィデオアート·コンストラクション映像メディアを伝統的な上映形式の表現から、展示形式の表現として空間的に展開させ、映像と音響から成るインスタレーション作品を制作します。発想から概念構築に至る思考プロセスと、作品を設営するにあたって現場で求められる技術を習得しながら、最終的に一つの展覧会として制作した作品を公開します。担当教員:日原聖子/齋藤彰英/佐々木成明サイトスペシフィック·エキシビション大学の敷地内から任意の場所を選び、映像·写真表現とオブジェを組み合わせながら、その場所固有の特性を活かしたサイトスペシフィックなインスタレーションを制作します。最終的に一つの回遊型展覧会として公開することを視野に、サインやマップも含め制作を行います。担当教員:港千尋/日原聖子/齋藤彰英
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