日々、私も世界も変わっていくけれど、タンポポの綿毛は毎年変わらず繰り返し芽吹く。人とは違うゆったりと佇み生きる植物の世界に引き込まれた。子供の頃よく遊んでいたタンポポの綿毛を素材にすることは、私にとって原点回帰のようなものだ。綿毛に引き出された子供心と共に大人になった私はこの作品を作っていた。いつかこの作品が壊れてもまた土に植え芽吹く日を待つ。Future私が今まで感じてきた『日本の自然』の美しさや逞しさ、そして途切れる事のない示永遠”をテーマに立体造形で表現しました。この作品は左の口を開けた始まりを意味する阿形と右の口を閉じた終わりを意味する吽形で一つの作品となっています。そして、この二つの作品が揃うことで永遠に途切れる事のない自然の摂理を表しています。ターンの包み紙に注目してもらえるのではないかと考えた。使用枚数は約4000枚、熱による溶接のみで本作は製作されている。創作世界を楽しみながら、世界の文化発展についても考えてもらうための作品です。舞台はアフリカに似た架空の大陸「アフリア」です。町はそれぞれ、実在するアフリカの町をモデルにしています。今やアフリカの部族は車を利用し、動物を使った伝統的な移動方法が減っています。もしも西洋ではなくアフリカが世界のリーダーだったら、全く違う進化があったかもしれない、という一つの可能性を考えて制作しました。紙に鉛筆と色鉛筆で描いた手描きアニメーションである。テーマは「呼吸」である。アニメーションの描き方に着目し、1コマごとに描線の違いや細密度の変化をつけることによってアニメーションの画面自体から「呼吸」を感じられる表現を目指した。この赤ん坊はデジタルメディアの発展に伴い、私たちの表現の幅は急速なスピードで広がり続けています。フューチャーラボは、日々進歩する新時代のメディアにいち早く着目し、それらを用いた新たな表現の可能性探求しています。ただし、「新しい道具を使うこと」は、あくまで「新しい世界を表現する」ための手段でしかありません。大事なのは誰もが見過ごしてしまっているメディアの持つ可能性に「気づく」こと。案外私たちの周りには、誰にも気づかれずにその瞬間を待ち続けている可能性が眠っています。そこに気づくことができた時、世界中の誰も見たことのない新たな価値と世界が創造されるのです。[アニメーション](euglena) 『watage』[インスタレーション]昼寝をして夢を見ている。人の赤ん坊は、手に指を持っていくと握ったり、水中では泳ぐ動作をするなど、祖先の記憶の名残が見られる。「遺伝子の中には祖先の記憶を持っている」と捉えて、赤ん坊が夢の中で色々なものに出会う。この夢の中で、私たちの祖先との繋がりやこの地球にいる生き物との繋がりを、「呼吸」という共通の生理現象を通して描いた。0305010204担当教員:森脇裕之/開発好明/水江未来/小光/眞島真太郎作家はハッピーターンというお菓子が大好きで、その包み紙に書かれたものを読むことも楽しみの1つだ。しかし、その包み紙は一般的には見向きもされず、ゴミとして廃棄されてしまいがちである。そこで、お菓子ではなく人間を包む衣服=ドレスの形にすることで鑑賞者にインパクトを与え、観賞後、ハッピー大石有杏 『a-hum』[立体]三好るき 『幸服』[立体]03『アフリア(Afria)』[イラスト]フューチャーラボ熊谷楽々 『ゆらら』Future Lab.01020405田原花楓 3-4年次3-4
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