演劇舞踊デザイン学科 第4期生 卒業制作 演劇公演「□□□・ミーツ・□□□」
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4444なのです!小澤:素敵!ふみちゃん(髙仲)のデザインはふみちゃんにしか出せないセンスだよ〜!髙仲:ありがとうございます!小澤:それぞれ好みも違うし、考え方も違うけど、作品に真摯に向き合ってくださる想いが伝わってきました小澤:それでは、いよいよ衣裳の製作!!という時、今回一番こだわっている自分の衣裳の推しポイントとかありますか?木下:ネタバレしないように喋るのが難しいですね…舞台上の全員が同じような衣裳を身につけて個性が無くなるというか、群になって存在していることがこだわりです!髙仲:一人一人が観客に愛されるようなキャラクターになるように努めましたアスク:私の推しポイントは衣裳のテキスタイル1です。客席後方のお客さんにもキャラクターの個性が伝わるくらい誇張させられるようこだわりました!小澤:皆さんのこだわりポイントにも注目しながら、まずはフィッティング、楽しみにしてますね 小澤:それでは最後になります。10月31日現在の進捗と意気込みなど少しお話しいただけますか?木下:裁断が終わって縫製に入っています!自分のコンセプトをぶらさず、作品に対して真っ直ぐ取り組み続けたいと思っています!アスク:進捗は今モグラのモコモコの衣裳を製作中です。作品への愛を持ち続ける事を忘れずに無事に本番が迎えられるように製作に励みます!頑張ります!髙仲:毎日買い出しという感じです。そろそろ暴走族、アイドル幽霊の製作に入るので、武者震いしてるところです 笑 愛情込めて、演者さんたちがキラキラ輝く衣裳になる様頑張ります!小澤:最後の最後まで、衣裳はもちろん、この作品や役者まで愛してくださっているのがわかって嬉しくなりました なかなか他セクションのお話を聞く機会はなかったので、今回のような場でお話しできてとても楽しかったです!中村:では、今回は私、母役の中村遥が司会で始めます!よろしくお願いします!丸山:よろしくお願いします♡渡邉:お願いしまーす小澤:葬儀屋役小澤、本日合いの手で参加いたします〜!中村:それでは、早速なのですが私も今回の皆さんの衣裳、とっても楽しみです!同時に皆さんがどうして衣裳さんを目指されたのかなーなんて気になってるんですが、きっかけって、何かありますか?山口:私は映画が好きだったのがきっかけです。SFとかファンタジーとかの衣裳って、いつも自分が着てる服なんかよりずっとかっこいいので憧れがありました。石岡瑛子さんの衣裳を映画で観てからです渡邉:私は、一番にお洋服が好き!大好きな服で俳優さんアーティストさんを美しくカッコよくしたい!って思ったのが目指したきっかけです!楽しくて好きじゃなきゃ嫌ですからね 笑丸山:私はもともとドレスとか、主に女性の華やかな装いが大好きです。そういうものをたくさん調べたりしているうちに、自分で作ってみたくなったり、ドレス以外のお洋服にも興味を持ち始めました岸:中学生から服に興味があったのがきっかけです。そこから自分が作った服を皆んなが着ている光景を見たいと思い始めて衣服系の道に進もうと決めました中村:なるほど〜!やはり皆さん、お洋服、装う、ということに人一倍の思い入れがあるのですね!小澤:お衣裳って作品が華やかだけど、それを着てる人を見たい…っていうのが…すてき!!!!中村:そうだね!衣裳は本当に作品を彩ってくれるよね!中村:それでは次の質問!そんな中でも、今まで触れてきた作品で思い入れのあるもの、自分のデザインなんかに影響を受けたものがあったりしますか?これは忘れられない〜みたいな渡邉:うーん。あんまりこれ!というものはないです。幅広くて…強いて言えば、KPOP、ジャニーズ、ディズニーの衣裳を結構素敵だなぁって思って見てます山口:劇的に他の人から受けたことはないですが、2年の『砂箱2』の自分が作ったオブジェからはめちゃくちゃ影響受けてます。石岡瑛子さんは勿論リスペクトですがやっぱり自分が一番なので岸:自分のデザインやなんかに影響受けた作品とかはないです…。ですが、フレデリックティアランセンのような柔軟な考え、発想を持ちたいなと思ってます丸山:映画の『アメリ』がとても好きです。衣裳だけでなく、“『アメリ』といえばあの赤い部屋がイメージされる”というように、ひとつの世界観を造り上げるためにすべてが緻密に、精巧に計算されまくっているところがすごい!と思って、そういうものづくりがしたい、と思っています山口:あと衣裳じゃなくて音楽とかに影響受けます小澤:アスクさんが風景とか写真って言ってたけど、山口ちゃんは音楽なのか〜!山口:ええ、おんがく中村:自分の作品から影響を受けるっていうのもすごいなぁ…常に成長し続けているんですね!小澤:うちのデザイナーさんはすてきだなと思うのは、自分のデザインの軸をぶれずに持っているところだなと思います…中村:そうだね!皆さんのこだわりが感じられるもんね!13注1:テキスタイル…織物、織物材料。広義には繊維からその製品までを含む。この場合は生地の加工のこと。注2:砂箱…多摩美術大学演劇舞踊デザイン学科劇場美術デザインコース2年インタークラスプレゼンテーション『砂箱』の上演実習。今年度は1月23日(土)、24日(日)上演予定。

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