491. 専門的な版画表現/技法を学ぶ2. 先端的な版画表現/考え方を学ぶ3. デザインへの展開を学ぶ《『 』》2021、シルクスクリーンに話しました。ただ、企業の方には大学で制作した版画作品は見せず、版画作品の下絵にもなったデジタルイラストを作品として見せていました。就職を決めた会社はキャラクターを扱うところなので、美術作品よりデジタルイラストの方が採用判断に有利に働くと思ったからです。あとは映画館のアルバイトでの接客経験もとても役立ちました。当時、映画館に来るお客様から投票制で評価され、「スマイルアワード」という賞を頂いたことがあり、そこで笑顔で人に接することの大切さを知ることになりました。それを面接時のアピール材料にもしました。─希望の企業に入社できて、現在はどのようなお仕事に携わっていますか? 入社したばかりなので、現在はまだ研修中です。具体的な業務はこれからになりますが、世界中の子どもたちやキャラクターファンの方々に大きな夢と笑顔を届けることが出来る素敵な仕事なので、とても意欲に湧いています! ─学生時代に学んだどのようなことが現在の仕事に活かされそうですか? 版画制作で培った色彩感覚や、デジタルツールを駆使するスキルはこれからずっと役に立つと思っています。─これから会社でやっていきたいこと、挑戦したいことはありますか? 沢山あります! アニメや漫画が大好きなのですが、同じファンの方々には「これを待ってた!」と言って貰えるような商品を作って行きたいです。また、あまりアニメなどに触れる機会のないお客様には興味をもっていただくきっかけになればと思ってます。キャラクターだけでなく、爬虫類や昆虫も大好きなので新しい形で商品化できたら良いなと思ってます。─就職を目指している後輩にアドバイスをお願いします。 就職活動は決して簡単ではありません。しかし「自分には無理だ」なんて思わず、本当にやりたいことを探してみてください。やりたいことを探すことが一番難しいと思いますが、飽きるほど自己分析を繰り返したことで私は今があると思っています。困った時は自己分析、エントリーシートは自己完結するのではなく、友人や先輩などに必ず見てもらいましょう。面接はとにかく笑顔で!どんな業界でも、笑顔で話せる方は素敵に見えます!頑張ってください!就職しようと決めたのは、自分の興味をどのような仕事に繋げることができるか早い時期から関心があったから。
元のページ ../index.html#51