版画専攻2025パンフレット|多摩美術大学
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62 ● 版画(凸版、凹版、平版、孔版) ● 写真 ● 映像 ● デジタル ● アートブック ● 描画表現によるアプローチ ● 立体表現によるアプローチ(オブジェ、ミクストメディア) ● 編集表現によるアプローチ(コラージュ/アッサンブラージュ) ● 身体表現によるアプローチ(パフォーマンス) ● 関係性の構築によるアプローチ(リレーショナルアート)(ドローイング、間接的な絵画表現、細密描写)※詳しくはP65に記載4つの版種から各自の問題意識に沿って自由に工房を選択し、様々な技法技術を本格的に学びながら、各自の表現を実験的に展開させます。また写真基礎、デジタルプリント基礎において美術における写真表現や、デジタル時代における版画の可能性も学んでいきます。版画の特質を体験的に理解する一方、技法技術に縛られない幅広い造形表現を学び、広い視野と4年間の学びに必要な基礎力を身につけます。そしてそれまで気がつかなかった自分の潜在的な可能性に出会いながら、独自の表現を模索していきます。1・2年次では、絵画、彫刻、現代アートなどの多様な芸術表現に関わりながら、さまざまな版画の技法、考え方を学んでいきます。それによって広範な美術における版画表現 ● 木版画基礎 ● 銅版画基礎 ● リトグラフ基礎 ● シルクスクリーン基礎 ● 写真基礎 ● デジタルプリンティング基礎 ● グラフィックデザイン基礎 ● 製本実習 ● ドローイング表現研究 ● ミクストメディア、インスタレーション研究版画(グラフィックアーツ)史学生自主企画プログラム近現代の美術表現の多様なアプローチを学びながら、プリントメディアの特質を理解する。グラフィックアーツ Ⅰ絵画総合 Ⅰ版画、写真、デジタルの専門的な技術を学びながら、1年次で得た問題意識を実験的に展開し、各自の表現を探る。グラフィックアーツ Ⅱ絵画総合 Ⅱ版画、写真、デジタルプリンティングの基礎を学びながら、1年次で得た、美術におけるプリントメディア表現の問題意識を実験的に展開していきます。また美術制作だけでなく、グラフィックデザインの基礎を通じてデザイン的な思考法、アプローチも学んでいきます。美術表現におけるテーマ設定、方法の組み立てを学びながら、プリントメディア表現の新しい展開を模索していきます。版画は、浮世絵など日本固有の文化遺産を背景にしながら、絵画、写真、デザインと横断的に交わりながら、多様に拡がり発展してきました。版画の歴史的な展開を追いながら、その多様性の中心にあるものは何かを学んでいきます。専門的な技術を学ぶ前にプリントメディア表現の総体を体験的に学びます。近現代の美術が何を問題にしてきたかを制作を通じて理解しながら、自分の潜在的な可能性を探り、造形表現力、発想力、計画力など4年間の学びに必要な基礎的な力を鍛えます。1年次2年次4年間の学び

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