彫刻学科2024パンフレット|多摩美術大学
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(株) 四季 劇団四季任天堂(株)(株) サザビーリーグ(株)日本美術工芸全国小中高校・大学の教職員(株) Cygames(株) 角川大映スタジオ「見とおしのよいところ(塔)」2023年「ポルトランド島の週末」2023年1986年 生まれ、久留米市在住2009年 多摩美術大学美術学部彫刻学科 卒業2019年「モノリスの向こう」(アートプロ・ガラ、福岡)2017年「ARS/NATURA -「風景」の向こう側-」(福岡県立美術館)2016年「行雲流水 青木野枝+古賀義浩」 (Operation Table、福岡)2016年 レジデンス・プログラム「Hongti Art Center」(釜山、韓国)彫刻学科を志望した理由美術学科のある高校に通って彫刻を専攻していました。同級生はみんな絵が上手で、僕は絵よりも粘土やいろいろな素材で実際に体を動かして物を作る方が向いていると感じていました。いくつかの彫刻作品を作る中で、周りの人より上手くできる手応えがあったり、新しく作ったものが前に作ったものより思いどおりに作れたりといった、小さな成功体験が積み重なり、彫刻を作ることが楽しくなっていきました。もっといろいろな人の作品を見て、自分でもいろいろなものを作れるようになりたいと思ったことが美大の彫刻学科を目指すきっかけでした。多摩美時代の印象的な出来事作品制作です。3、4年になり、とにかく思う存分に作品制作に時間を当てられるようになると、工房に籠ってずっと何かを作っていたように思います。作りたいと思ったときにすぐに実行にうつせる環境は本当にありがたかったです。あとは、長期の休みなどに、友人たちと遠方の美術館や展覧会に旅行に出かけたことです。お金が無かったので18きっぷなどで電車を乗り継いで遠いところへ行ったり、その時にしか出来ない時間の使い方をして、いろいろなものを見たり体験出来たのはとても良かったと思います。アーティストを志したのはいつはっきりとは覚えていませんが、卒業した年の秋に瀬戸内の小豆島でやっていたアーティスト・イン・レジデンスに参加出来た時でしょうか。制作費を貰いながら作品を作ることができる環境があることを知り、「こんな幸せなことはない…!」と思いました。大学を出た後はなかなかまともに制作ができなかったので、思い切り制作できることが嬉しい反面、充分な制作環境を整えるのはとても大変な事なんだと、その時改めて知りました。この経験がその後の活動の指針になってるという気もします。それから、在学中に第一線で活躍するアーティストを間近で見られたことは、大きな糧になったと思います。制作や展示作業の助手をする機会があり、作品発表の場がどのような流れで作られているのか、進行形の現場で体験できたことは、美術の世界により強く興味を持つきっかけになったと思います。これから受験する後輩に一言を!大学には自分が作りたいと望めば多くのことが叶えられる環境が整っています。受験勉強中は、実技面でうまくいかないことや、志望先や将来について悩むこともあると思います。今が成長している最中です。すぐに成果が現れなくても、やりたいことが変わっても、自分の経験したことが無駄になることはないので、自分を試すつもりでいろいろなことに挑戦してみるといいと思います。自分を信じるための励みになる何かが見つかるといいです。多摩美術大学 彫刻学科TAMA ART UNIVERSITYDEPARTMENT OF SCULPTURE(株) タカラトミー(株) フジテレビジョン(株) 土屋鞄製造所〒192-0394東京都八王子市遣水2-1723TEL: 042-679-5622(株)京屋プラチナゲームズ(株)(株) TBS スパークル192-03942-1723 Yarimizu, Hachioji, TokyoTEL: 042-679-5622(株)グッドスマイルカンパニー(株) 本田技術研究所(株) 東北新社(株)ワールドコーポレーション「family tree」2019年https ://sculpture.tamabi.ac.jpニチハ(株)日産自動車(株)JP「family tree」2019年ENその他の進路(株) ヴァンドームヤマダスズキ(株)(株) 飛騨産業卒業生インタビュー古賀義浩 さん

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