演劇舞踊デザイン学科2023パンフレット|多摩美術大学
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ロロ公演『BGM』(脚本・演出:三浦直之)@KAAT神奈川芸術劇場 2023年5月 photo by 阿部章仁東京演劇道場 第二回公演『わが町』(作:T・ワイルダー 演出:柴 幸男(ままごと))@東京芸術劇場 シアターイースト 2023年1月~2月主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京芸術劇場/東京都『ミル』@OZstudio渋谷 2023年2月 photo by塚本倫子12荒木知佳 2017年度 演劇舞踊コース卒俳優(フリーランス)2021年、第32回マルセイユ国際映画祭インターナショナルコンペティション部門にて俳優賞(『春原さんのうた』監督:杉田協士)を受賞1、2年次では舞踊・美術・演劇、全てを同時に学ぶことができ、かけがえのない経験となりました。どのジャンルもそれぞれに通じているところがある、という発見がありました。現在、俳優をしていますが、舞踊で学んだ呼吸法や身体性、美術で学んだ発想力や作ることの楽しさが自分の根底となっています。木滝亜優 2021年度 劇場美術デザインコース卒株式会社テレビ朝日 技術局 コーポレートデザインセンター空間の芸術は美術、衣裳、照明など様々な分野が力を合わせて成り立ちます。専門性はもちろん、関わる他分野も学ぶことができました。社会に出てからも、その学びが活きていることを感じます。授業では先生方に親身にアドバイスをいただきながら作品と向き合うことで、自分のデザインの軸を作ることができました。須澤里佳子 2017年度 劇場美術デザインコース卒金井大道具株式会社 生産管理本部 国立劇場 美術グループ やりたいことを思い切りやらせていただけました。「上演制作実習」や「卒業公演」では時に無謀とも思えるアイディアにも、業界の第一線で活躍される先生方がご経験を駆使し、思い描く作品を実現に結びつけてくださいました。基礎を固めた上で、時代の流れに合った舞台表現を学ぶことができる環境がありました。山口眞子 2020年度 劇場美術デザインコース卒衣裳家/衣裳デザイナー(フリーランス) 些細な疑問や興味を躊躇わず行動に移すことができる良い環境でした。そのおかげで自分の求めているものを明確にすることができました。少なくとも、その理想が今の仕事を繋いでいると思います。小さな上野毛キャンパスで多くの人に密に囲まれて取り組んだ課題は、課題の域に留まらない濃密な経験であり、現在仕事に限らずあらゆる場面の糧となっています。卒業生が語る多摩美のまなび

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