演劇舞踊デザイン学科の個人編(2014年入学)提供:ホリプロ/撮影:渡部孝弘ミュージカル『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』演出・振付:宮本亞門/東京建物Brillia HALL、梅田芸術劇場、他、2024『諸国を遍歴する二人の騎士の物語』(2024)@吉祥寺シアター 提供:劇団青年座/撮影:坂本正郁『饗宴/SYPOSION』(2024)@世田谷パブリックシアター 撮影:Yulia Skogoreva『パタリロ!』演出:小林顕作/紀伊國屋ホール、他、2016初演 ©魔夜峰央/白泉社 ©舞台「パタリロ!」製作委員会『ミュージカルおれたちは天使じゃない』(2021〜24)@俳優座劇場、他、全国公演 提供:株式会社オールスタッフ/撮影:日高仁1990年2月13日生まれ、静岡県出身。俳優としての活動のほかバラエティ番組でも個性あふれるキャラクターで人気を集めている。近年の主な出演作に、映画『翔んで埼玉』シリーズ(2019・2023)、舞台『パタリロ!』シリーズ(2016〜22)、ミュージカル『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪 師』(2024)などがある。1987年東京都台東区出身。2010年映像演劇学科卒業後、青年座研究所入所。2012年劇団青年座文芸部入団。演出部や演出助手を経て、2015年『二人だけのお葬式〜かの子と一平〜』(作:吉永仁郎)で演出家デビュー。新作書き下ろしや翻訳劇などのストレートプレイを中心にミュージカルや音楽劇まで幅広く手掛けている。近年の活動歴として2024年『諸国を遍歴する二人の騎士の物語』(作:別役実)[劇団青年座]、2025年『明日葉の庭』(作:堤康之)[上越シニア劇団]など。2026年は、新国立劇場シーズン2025/2026で、ノゾエ征爾 新作の演出が決まっている。1995年生まれ。東京都出身。they/them。マイノリティ・ポリティクス、クィア・アクティヴィズム、脱植民地主義などを主題とし、抵抗やノイズを生み出す手段として作品と社会/都市を地続きにすることを目的とした同時代性の高いパフォーミングアーツ作品制作やプロジェクトを企画。自身の作品を出演者/協働者が作品の主題に向き合うための装置だと捉え、身体技術よりも作品における当事者性を持つ人々との協働を多く行う。近年の活動歴として2024年『饗宴/SYMPOSION』演出、振付(@世田谷パブリックシアター)、2023年『Pan』演出、振付(@愛知県芸術劇場)など。受賞歴として2024年朝日新聞年間ベスト舞踊公演選出、読売新聞年間ベスト舞踊公演選出など。一年時は必修で沢山の舞台や映画を鑑賞しました。ピナ・バウシュ『春の祭典』を鑑賞した際、コンテンポラリーダンスとの初めての出会いに興奮したことを昨日のことのように覚えています。上演実習では企画プレゼンから始まり、作・演出・美術製作や照明操作、時々出演することもあり自由な創作を伸び伸びとさせてもらえて今があります。私の創作への礎はこの学生生活で育まれました。個性的な教授陣や仲間との交流は今も続いています。学校で過ごした日々の中で、特にあの頃にしか得られなかったものは、全力で失敗することが出来る環境でした。採算のことも、今後の仕事のことも気にせず、とにかく今出来ることを全力でやり、時には失敗し、それでもまたやり直す機会が与えられる。業界の中に入ってしまえば、これらを得ることはとても難しいです。あの時、そうやって毎回の授業課題に全力で突っ込んでいって獲得したものが、今の自分の根となっていると思います。たかが授業と侮るなかれ、全力で失敗出来る貴重な環境を存分に使い倒してほしいです。実技の授業が多かったことが楽しかったです。舞台制作やフィルムで短編映画を撮ったり写真を撮ったり、学内劇団に入って制作発表会に参加しました。時には学校から飛び出して、二子玉川ライズ×多摩美の『タマリバース』にも参加させていただいて、ひびのこづえさんの衣裳を纏い、森山開次さんの振付を踊りました。学生時代に第一線で活躍されている方や先生方とクリエイティブ出来る環境があった事は、今の自分の活動にも繋がる大事な時間だったと思います。加藤諒 金澤菜乃英 橋本ロマンス 俳優(2008年入学)演出家(2006年入学)演出家、振付家、キュレーターかとう りょうかなざわ ななえはしもと ろまんす18
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