演劇舞踊デザイン学科2023パンフレット|多摩美術大学
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3実践的で感覚的な理解を重視し、導入(1年次)から基礎(2年次)、応用課程(3年次・4年次)へと繋げていきます。応用課程では、学内の<演劇舞踊スタジオ>や学外の劇場を使用し、実際に作品を制作し発表する「上演制作実習」を行うなど、実践的な授業を積み重ねます。コースごとに展開する授業、コース合同で展開する授業があります。演劇舞踊コースと劇場美術デザインコースとの合同授業【1年次】 「身体表現基礎Ⅰ」「空間デザイン基礎Ⅰ」の一部を合同で展開します。1. 演劇舞踊デザイン論専任教員によるリレー講座。異なる専門性を切り口とし、上演芸術の本質的な全体像と出会います。2. 舞台監督基礎論・演劇制作基礎論クリエイションとマネージメント・プロデュースの有機的な関係性を学びます。3. 観劇プログラム伝統演劇(能/狂言・歌舞伎・文楽)と、教員が手がけている最新作や上級生の実習公演を鑑賞します。【3年次・4年次】「上演制作実習」「卒業制作」専門講義両コースに開かれた科目群です。現在の上演芸術の表現をその根元にまで遡ってみましょう。演劇・オペラ・バレエ・コンテンポラリーダンス・日本の伝統演劇・劇場美術・映画映像等の理論を歴史的、社会的な背景を踏まえながら学びます。プロデュース研究や、セラピー研究では、創作を社会に届けることや、応用発展の意味合いを学びます。上演芸術の要素は、全て繋がっていますこれらを俯瞰して学ぶことで、その本質に触っていきましょうカリキュラム「演劇舞踊研究」「劇場美術デザイン研究」では、演習を通じて自らの表現方法を構築し深化させ修士作品の創作に向かいます。「研究指導」では、その成果を客観的に分析し研究報告書や修士論文に繋げられるよう個別の助言指導を受けます。また「共通選択科目」には、文化人類学・芸術学・哲学・デザイン論などの講座が開設されていますので、自らの創作に対し分野を横断した幅広い視点を得ることができます。学部での学びをさらに深めたい人のために大学院が開設されています。大学院では上演芸術の独創的なアーティストや研究者の育成と同時に、専門的なスキルと知見をもとに社会に貢献できる人材の育成を目指しています。研究領域演劇舞踊専攻には<演劇舞踊><劇場美術デザイン>の2つの研究領域があります。<演劇舞踊研究領域>では演技・劇作・演出・ダンス・コレオグラフィ・演劇史・演劇理論について、<劇場美術デザイン研究領域>では舞台美術・照明・衣裳・映像美術のデザイン及び理論について創作と研究ができます。演劇舞踊デザイン学科のカリキュラム大学院 演劇舞踊専攻のカリキュラム美術研究科 博士前期課程(修士課程)演劇舞踊専攻 演劇舞踊研究領域・劇場美術デザイン研究領域

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