統合デザイン学生らが1万ダウンロードを突破した
自主制作ゲームアプリの第2弾をリリース

統合デザイン学科の学生らが自主制作ゲームアプリをリリースし、1万ダウンロード突破するほか、複数のゲームメディアに取り上げられるなどの成果を上げています。制作するだけでなく、「作品を世の中に広める」という目標に向けて将来を見据え取り組んでいるという二人に、その活動についてお話を聞きました。

TAMABI e-MAGAZINE 2019.06.19

統合デザイン4年・中市早紀さんと3年・本田貴慈さん(代表)の2名を含む、学生3人のチーム「takachi」は、スマートフォン向けゲームアプリの開発を目的に活動しています。昨年9月に発表したゲーム『さくっと一撃バトル』は、1万ダウンロードを突破。『ファミ通App』『4Gamer.net』ほか各種Webゲームメディアに取り上げられたこの作品に続き、今年6月には新作ゲーム『サイバーブレード アタッチャ』をリリースしました。二人がゲームアプリ開発を始めたきっかけと、どのような思いで活動をしているのかについて、お話を伺いました。

前作が複数のゲームメディアに取り上げられた理由

本田さん「僕は主に、企画やプログラミングを担当しています。自分たちのゲームを作って発表したい、ものづくりで食べていきたいという夢があり、そのためにはすぐにでも学外で行動しなければだめだと強く感じて、活動を始めました。とはいっても、僕たちには何の伝手も知識もありません。そこで、SNSなどでゲーム業界の著名人が集まる場があると知ると、積極的に訪ねて人脈を築きました。そこでゲーム制作への情熱を語ると、有益なアドバイスを頂けたり、さらに人を紹介してくださったり。業界の大先輩たちに助けられながら、見て聞いて実際に行動して学んでいます」。

中市さん「私はデザインと広報を担当しています。takachiとしてその先どうしたら作品を世の中に広められるかと、他のプレスリリースサイトを見て書き方を学んだり、学生で起業した先輩たちの行動を参考にするなどして、自分たちなりに研究しました。メディアに取り上げて頂くほかにも、Webサイトや公式Twitterでの情報発信などを行っています」。

▲中市さんが内容を考え、メディア各社に送ったプレスリリース(抜粋)。ゲームの特徴や一作目との差を端的に伝えている。

明確な目標に向けて、何が必要かを図りながら行動する

当初プロダクトデザインに興味があり、深澤直人先生に学べることから統合デザイン学科を受験したという本田さん。現在はゲーム制作に必要な技術を深めようと、中村勇吾先生のプロジェクトで学んでいます。対して中市さんは、一度は地元である富山の専門学校に進学したものの、デザインソフトの技術的なことだけを学ぶ授業に物足りなさを感じ、デザインの基礎や考え方をもっと広く深く学びたいと、統合デザイン学科への受験を決意。1年生のときに授業で本田さんと知り合ってゲーム制作を手伝うようになり、以降、共同制作に取り組んできました。


中市さん「学校の課題との両立はとても大変ですが、私にとってこの活動が重要であることを所属プロジェクトの担当教員である米山貴久先生にお伝えし、応援して頂きながら取り組んでいます。就職先は既に決定していて、少人数体制で利益を上げているゲーム会社です。将来的にtakachiに生かせる経験が積めると考えて少人数体制の会社を選びました」。

ふり返ってみると大学や学科選びの時点から、明確な目標に向かって、どこで、誰から情報を得るかを精査し、必要なものは何かを常に考えて行動していると語る二人。自身を「作りながら成長している」と分析するように、既に本作の課題を洗い出しながら、改善を重ねています。さらに「100万ダウンロード」の目標を掲げた次の作品づくりにも目を向けています。

▲『サイバーブレード アタッチャ』スクリーンショット。一作目の機能をバージョンアップし、コンピューター対戦のほか、バトル以外にも楽しめる機能を追加した。

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