芸術学科
「つくる・考える・伝える」を学び、
学芸員、編集者、美術史家、批評家、アート・プロデューサーなど、
美術・芸術を世界に発信する人材を育成する。
「つくる・考える・伝える」を学び、学芸員、編集者、美術史家、批評家、アート・プロデューサーなど、美術・芸術を世界に発信する人材を育成する。
Activity News(芸術学科)
学科卒業生インタビュー・関連コンテンツ
卒業後の進路実績
進路は、美術館・博物館の学芸員、文化施設のプロデューサー、出版社の編集者、ジャーナリスト、美術研究者、教員から、美術家や映像制作に関わる者、企業やイベントのプランナーにいたるまで、多岐にわたります。また、学部生のうちに教員免許と学芸員資格の両方の取得も可能で、実際に美術館で学芸員として美術に携わる人材も数多く輩出。大学院進学や海外留学する学生も増えています。
主な就職先(過去2年 ※2023年5月31日現在)
- ゲーム・アニメ・CG
- ビットグルーヴ
- WEB・通信・情報処理
- あとらす二十一/ジャストシステム
- 広告代理店・制作会社
- 東北新社
- 医薬品・化粧品・食料品
- 日本たばこ産業(JT)
- 新聞・出版
- マガジンハウス
- 官公庁・学校・福祉施設
- 足立区立蒲原中学校/世田谷区立用賀小学校/全国共済農業協同組合連合会山梨県本部/東京都教育委員会/豊川市立西部中学校/長野県佐久市立臼田中学校
- その他
- アットキャド/ヤマト運輸
※企業名は内定当時の名称です。
教育課程・履修科目
学芸員(キュレーター)、教員、編集者、美術史家、批評家、アート・プロデューサーなど、美術・芸術を世界に発信する人材を育成する芸術学科。「芸術と社会をつなぐ」という理念を掲げ、35年以上にわたりアートの魅力や社会的価値を世の人々に伝える担い手を育成し、多くの機関や企業に送り出してきました。
「美術大学ならではの芸術学科」として、絵画・彫刻など各学科と連携した実技科目の他、学科内に作品制作スタジオや編集室を設け、雑誌や書籍のデザイン•発行も行います。多くの作家と身近な環境で交流することができる美大という環境を生かし、展覧会のキュレーション(収集・設計・企画)や多様なメディアのプロデュースを実践するなど、社会と関わりを持ちながら、表現と理論、講義と実技の両面から美術・芸術について学んでいきます。
専門学科科目の概要
「つくる」「考える」「伝える」をカリキュラムの骨子とし、まず実技を通して表現技法や素材への関心や認識を深め、美術史・デザイン史、芸術学などの講義により、美術や芸術の多種多様な表現がどのように考えられているかを理論的・実践的に学びます。1・2年次では、実技を通して造形力を鍛えると同時に、多様化する今日の芸術について基礎的な理論を学びます。3·4年次では、実践的なゼミ(設計科目)を中心に専門性を深めると同時に、芸術のつなぎ手としての企画力、コーディネート力なども養います。学芸員資格と同時に美術の教員資格取得も可能です。
1年次
美術・デザイン・言語表現の基礎や美術・芸術の歴史を学ぶ。
理論と実作をより深く結びつけた「芸術基礎・制作」「芸術基礎・ことば」を通して、美術・デザイン・言語表現の基礎を学び、同時に、幅広く美術・芸術の歴史や現在に触れ、またそれらの研究方法や現場にも触れます。各界で活躍する芸術文化の担い手がリレー形式で講演する「21世紀文化論」や芸術学科独自の学芸員資格科目などを通じて、各自の関心を深めていきます。
2年次
基礎だけでなく、実技講座を通じて造形力を習得する。
引き続き、「基幹科目」や「21世紀文化論」、英語で芸術を学ぶ「芸術学英語」などの科目を通じて芸術についての理解を深めると同時に、実技講座(映像、写真など)で実際の制作活動を行い、基本的な造形力を修得します。
3年次
専門性の高い8つのゼミから選択する。
3年次から選択する8つのゼミでは、広報媒体や論文集の編集・出版活動、イベントの企画・開催、展覧会の企画・実施などを実践し、その成果を学内外に発信していきます。企画・実施にあたっては、予算管理も含めて多分野の専門家との協働が不可欠なため、経験を重ねることで、企画力、リサーチ力、コーディネート力が身につきます。こうした能力は、芸術のみならず、様々な分野で大きな力を発揮することにつながります。(8つのゼミについて、詳しくはこちら)
4年次
多様なテーマで卒業研究制作に取り組む。
ゼミの活動を継続しながら、自らの関心に基づき卒業論文をまとめます。
- 取得可能な資格
- 中学校教諭一種免許状(美術)
高等学校教諭一種免許状(美術)
学芸員資格
- この学科の4年間の履修科目
- 共通教育科目
- 共通教育科目は学ぶ目的によって
「教養科目」「美術理論科目」「言語科目」「リテラシー科目」の4つに区分しています。
これら4つの区分から、自分に合った科目を組み合わせて履修できます。
環境・設備
主な学科専有施設と設備
美術制作のための「スタジオ」や編集・出版のための「編集室」のほか、1万冊以上の寄贈図書がある芸術学文庫
- 芸術学棟
- 4年間を過ごす中心となる建物。展覧会情報やフリーペーパーなどが豊富に揃うエントランス、8つのゼミ室をはじめ、全学共通で利用できるアートスタジオを備えています。大学図書館にも近く、毎日焼きたてパンの楽しめるカフェテリア、ペーパーショップ、出力ショップを併設するなど、研究や制作に打ち込める環境として最適です。
- スタジオ
- 美術制作のためのアトリエが複数あり、1年生必修の「芸術基礎・制作」で学ぶ日本画・油画・版画・彫刻などの実技科目や、教職取得のためのデッサンに対応しています。
- 編集室
- 編集・出版に関連する作業を行う部屋で、大判印刷機や活版印刷機を備えています。主に書物設計ゼミや展覧会設計ゼミなどの授業で、印刷物を制作するときに使用します。
- 芸術学文庫
- 教室内や廊下には開架式の本棚があり、美学者の後藤狷士・元学長が寄贈した1万冊を超える図書が閲覧自由です。学生により管理・運営されています。
全学生が使える主な共有施設と設備
全ての学生が利用できるメディアセンターをはじめ、最新機材や展示スペースが備わっています
卒業制作優秀作品集
教員紹介
2023年4月現在
教授
准教授
KANEKO Yu
客員教授
祖父江慎本間孝山梨俊夫
非常勤講師
赤松祐樹秋山佳奈子石井匠磯部直希梅津元江頭誠大石雅之大塩紗永小田原のどか越智也実鎌仲ひとみ川上純子小松弥生七里圭島本英明関次和子髙木大地高橋宏幸高橋美礼張洋宇寺尾豊寺田祐吉枝中尾拓哉永岡郁美長田年伸夏目深雪端山聡子堀元彰前野智彦松井みどり三田健志三松幸雄宮崎文子宮田浩介
この学科の入試概要
この学科には主に4つの入試方式があり、本学での実技と学科試験を組み合わせた「一般方式」、実技と共通テストを組み合わせた「共通テストⅠ方式」、共通テストのみの「共通テストⅡ方式」、および「学校推薦型選抜」で受験が可能です
一般選抜
一般方式
実技試験または小論文
+
国語/英語
募集人員:11名
- 出願期間
- 2024年1月6日(土)~
1月16日(火)
- 合格発表
- 2024年2月19日(月)13:00~
2月21日(水)
- 入学手続(締切)
- 2024年2月29日(木)
一般選抜
共通テストⅠ方式
実技試験または小論文
+
共通テスト
募集人員:8名
- 出願期間
- 2024年1月6日(土)~
1月16日(火)
- 合格発表
- 2024年2月19日(月)13:00~
2月21日(水)
- 入学手続(締切)
- 2024年2月29日(木)
一般選抜
共通テストⅡ方式
実技試験なし
共通テストのみ
募集人員:16名
- 出願期間
- 2024年1月6日(土)~
1月22日(月)
- 合格発表
- 2024年2月19日(月)13:00~
2月21日(水)
- 入学手続(締切)
- 2024年2月29日(木)
学校推薦型選抜
募集人員:5名
- 出願期間
- 2023年11月1日(水)~
11月7日(火)
- 合格発表
- 2023年11月23日(木)13:00~
11月25日(土)
- 入学手続(締切)
- 2023年12月11日(月)
この学科のデータ
入学定員 | 在学生数 | 学ぶキャンパス |
---|---|---|
40名※2023年度 | 192名※2023年度 | 八王子キャンパス |