工芸学科
素材からモノをつくる工芸は、アートやデザインの源。
陶、ガラス、金属の素材と向き合い、社会で求められる創造力と表現力を育む。
素材からモノをつくる工芸は、アートやデザインの源。陶、ガラス、金属の素材と向き合い、社会で求められる創造力と表現力を育む。
Activity News(工芸学科)
学科卒業生インタビュー・関連コンテンツ
卒業後の進路実績
陶、ガラス、金属の作家をはじめ、生活雑貨、装身具、服飾など製造業のデザイナーとして、幅広い分野で卒業生が活躍しています。
ジャンルや業界、作家やデザイナーといった職種に捉われることなく、多様なものづくりの現場で、知識と技術を発揮できる人材を多数輩出していることも特色です。
主な就職先(過去2年 ※2023年5月31日現在)
- ゲーム・アニメ・CG
- コーエーテクモゲームス/コーエーテクモホールディングス/シャフト
- 医薬品・化粧品・食料品
- カステラ本家福砂屋
- 玩具・文具・生活雑貨
- HARIO/軽井沢ガラス工房/興亜硝子/菅原工芸硝子/HARIOランプワークファクトリー
- 靴・バッグ・装飾品
- ヴァンドームヤマダ/大淵銀器/貴和製作所/ケイ・ウノ/丸昭
- 繊維・テキスタイル
- 丸眞
- 家具・住宅設備機器
- アレックス
- 建築設計・店舗・空間
- OGAWA/研創/夢真
- 百貨店・スーパー
- ユザワヤ商事
- テレビ・映画・舞台
- 四季/テレビ東京アート
- 美術教室・画廊
- fresco/kamakura山陶芸工房
- 官公庁・学校・福祉施設
- 公立富岡総合病院/東京都教育委員会
- その他
- IMAGICA GEEQ/アウトソーシングテクノロジー/日本通運(美術品事業部)
※企業名は内定当時の名称です。
教育課程・履修科目
からだと技術、感性と素材の融和を育み「モノをつくる力」と「モノで表現する力」を養う工芸学科。時代ごとに様相を変える工芸を理論と技術から探求し、ジャンルを超えた造形力の源を獲得します。
工房は、国内大学で最大級の規模を誇り、ガラスを生み出す200kg規模の溶解炉、陶を焼成する大小11基の電気窯と4基のガス窯や、溶接・加熱など多種の金属加工に必要な機械工具をはじめ、様々な素材と技術を駆使できる充実した設備が整っています。
また進路指導の一環として、学内外での作品発表や企画・運営を行う他、産業現場での研修や連携に取り組むなど、社会とつながる学びを通して、創造性豊かな人材を育成しています。
専門学科科目の概要
1・2年次の基礎課程のうち、1年次は、陶、ガラス、金属の基礎的な素材の扱いと制作の基本プロセスを学び、造形力を養います。2年次からは3つのプログラムのうちの一つを選択し、加工技術、道具の使い方、機械の操作方法などの基礎を習得します。3・4年次の専門課程では、より高度な技術を習得しながら、工芸の世界を広げる自由な発想による造形力や表現力を磨きます。
1年次
陶、ガラス、金属の3つの素材の基本的な知識と技法を習得。
陶、ガラス、金属の3つのプログラムをすべて体験し、課題制作を通して基本的な知識と技法を修得します。
2年次
基礎を固めながら、自らの関心に応じたテーマの発見を目指す。
陶、ガラス、金属の3つのプログラムのいずれかを選択し、基礎を固めながら、自らの関心に応じたテーマの発見をめざします。3つのプログラムの学ぶ内容は異なりますが、いずれも2年次を一番重要な時期と位置づけ、多くの課題に取り組みます。
3年次
自らのテーマをさらに専門的に深め、個性的な表現を目指す。
各素材の専門的な加工技術や技法を修得しながら、自らのテーマをさらに専門的に深め、個性的な表現をめざしていきます。同時に、作品を社会に向けて発信した際、理解と共感を得られるようにプレゼンテーションする力も鍛えます。
4年次
4年間の集大成として、制作理論と実技の統合を目指す。
自らのテーマに基づいて制作理論と実技の統合をめざすとともに、4年間の集大成として、卒業制作に取り組みます。学内外に展示する機会を多く設けていることも特徴です。キャリアパスの一環として、学外で展示会を企画・運営する試みも行い、作家として活動する素地を固めていきます。さらに、産学官共同研究の取組みも行っています。
- 取得可能な資格
- 中学校教諭一種免許状(美術)
高等学校教諭一種免許状(美術)
学芸員資格
- この学科の4年間の履修科目
- 共通教育科目
- 共通教育科目は学ぶ目的によって
「教養科目」「美術理論科目」「言語科目」「リテラシー科目」の4つに区分しています。
これら4つの区分から、自分に合った科目を組み合わせて履修できます。
環境・設備
主な学科専有施設と設備
国内大学で最大級の規模を誇る工房
- 工芸棟群(陶棟/ガラス棟/金属棟)
- 彫刻棟と同じくそれぞれの工房を、独立性と連帯性の両立というテーマでまとめています。ガラスと陶の釜を中央広場に面して設け、学生たちの創造の現場自体を展示空間としてデザインしています。
- ギャラリー
- 年間を通じて様々な展示が行われています。
- 陶棟:窯(電気・ガス)
- 大小11基の電気窯と4基のガス窯を備えています。
- 電動ロクロ(陶)
- 自由に使用可能です。
- ガラス棟:ホットワーク室
- ガラスを生み出すための溶解炉は200kgの規模で、国内大学で最大級です。
- ガラス棟:モデリング室
- キルンワークのための大型電気炉2基のほか、小型電気炉も複数備わっています。
- サンドブラスト機(ガラス)
- 表面に細かい研磨剤を吹き付ける機材です。
- ダイヤモンドソー(ガラス)
- コールドワーク室の中にあり、硬いものも加工することができます。
- 金属棟:絞り実習室
- 大型作品の制作を支えるクレーンを完備し、TIG溶接機、プラズマ切断機などもあります。
- 金属棟:溶接実習室
- ロータリーバンドソー、半自動溶接機、TIG溶接機、コンプレッサー、ガス溶接などがあります。
- 金属棟:鍛造場
- ハンマー、ガス炉、鋳造機、コークス炉、重油炉などがあります。
- TIG溶接機(金属)
- 電気を利用して金属同士をつなぎ合わせる溶接機です。
全学生が使える主な共有施設と設備
全ての学生が利用できるメディアセンターをはじめ、最新機材や展示スペースが備わっています
卒業制作優秀作品集
教員紹介
2023年5月現在
この学科の入試概要
この学科には主に3つの入試方式があり、本学での実技と学科試験を組み合わせた「一般方式」、実技と共通テストを組み合わせた「共通テストⅠ方式」、「総合型選抜」で受験が可能です
一般選抜
一般方式
実技試験
+
国語/英語
募集人員:30名
- 出願期間
- 2024年1月6日(土)~
1月16日(火)
- 合格発表
- 2024年2月19日(月)13:00~
2月21日(水)
- 入学手続(締切)
- 2024年2月29日(木)
一般選抜
共通テストⅠ方式
実技試験
+
共通テスト
募集人員:10名
- 出願期間
- 2024年1月6日(土)~
1月16日(火)
- 合格発表
- 2024年2月19日(月)13:00~
2月21日(水)
- 入学手続(締切)
- 2024年2月29日(木)
一般選抜
共通テストⅡ方式
工芸学科での実施なし
総合型選抜
募集人員:20名
- 出願期間
- 2023年11月1日(水)~
11月7日(火)
- 合格発表
- 2023年11月23日(木)13:00~
11月25日(土)
- 入学手続(締切)
- 2023年12月11日(月)
この学科のデータ
入学定員 | 在学生数 | 学ぶキャンパス |
---|---|---|
60名※2023年度 | 242名※2023年度 | 八王子キャンパス |