絵画学科油画専攻
油彩から立体、パフォーマンスなどまで、幅広い技法や理論を探求。
多くの学生が創作活動に関わる進路を選ぶほか、
ゲームや映像などの分野でも活躍する人材を輩出。
油彩から立体、パフォーマンスなどまで、幅広い技法や理論を探求。多くの学生が創作活動に関わる進路を選び、ゲームや映像などの分野でも活躍する人材を育成。
Activity News(油画専攻)
学科卒業生インタビュー・関連コンテンツ
卒業後の進路実績
画家や現代美術作家として創作活動を続ける道、大学院への進学や海外留学などでさらに学ぶ道、教員やゲームクリエイター、デザイナー、アニメーション作家、イラストレーターとして就職する道など、卒業生の進路は多岐にわたります。学生のやりたいことを尊重し、一人ひとりにさまざまな可能性を示しながら丁寧なサポートを行っています。
主な就職先(過去2年 ※2023年5月31日現在)
- ゲーム・アニメ・CG
- Aiming/MUGENUP/アクアスター/カプコン/クリエイティブハウスポケット/ココネ/サンライズ/セガ/でほぎゃらりー/動画工房/ネイロ/フロム・ソフトウェア/マトリックス
- WEB・通信・情報処理
- あとらす二十一/アピリッツ/クラウドサーカス/サイバーエージェント/デジタルベリー/メンバーズ
- 広告代理店・制作会社
- ジェネレーションパス
- 医薬品・化粧品・食料品
- クスリのアオキ/タマノイ酢
- 新聞・出版
- ホビージャパン
- 玩具・文具・生活雑貨
- リーメント
- 靴・バッグ・装飾品
- アーツアンドクラフツ/ルイ・ヴィトンサービス
- 電器・機械
- 棚澤八光社
- 家具・住宅設備機器
- クロコアートファクトリー
- 建築設計・店舗・空間
- シミズオクト/ドリームスタジオ/ハミルトン
- 百貨店・スーパー
- アークランズ/三和
- テレビ・映画・舞台
- 東宝映像美術
- 美術教室・画廊
- グレースソフィア/芸術による教育の会/小学館集英社プロダクション(小学館アカデミー絵画倶楽部)/ナカジマアート
- 官公庁・学校・福祉施設
- 大分県立大分南高等学校/川村学園/聖心女子学院/福武財団
- その他
- IMAGICA GEEQ/アウトソーシングテクノロジー/イマジカデジタルスケープ/カイカイキキ/ソーシャル知財/マスメディアン
※企業名は内定当時の名称です。
教育課程・履修科目

日本一の学生数を誇る油画専攻は、建学以来いつの時代もムーブメントの先頭に立ち、新たな価値を社会に発信し続け、既成概念を超える創造性を発揮する人材を数多く輩出してきました。油画専攻での学びは、創作活動のための高度な技術習得を基礎に、さまざまな表現分野や素材の扱いが学べる技法講座、定期的に実施される講評会でのプレゼンテーションスキル開発などを通して、主体性と判断力を養いながら、表現者としての自立を促すことを主眼においています。また、学芸員・批評家・作家を招待した特別講義なども数多く実施し、幅広い視野と教養、創作活動における審美眼を培います。自主的な活動をする学生が多く、公募出展の他、自主企画による展覧会などで、交渉力やプロデュース力などを鍛え、社会進出後の多様な場面で生かせるキャリアを培います。
専門学科科目の概要
4年間を通じて、自由な創作活動を支える根源的な力を身につけるため、1年次では、対象への観察力と描写力を鍛え、さらに様々な表現への可能性を探りながら、造形表現の基本を学んで行きます。2年次からは研究室ごとに分かれ、複数の異なる課題に取り組みながら、独自の表現を探求します。さらに、課題提出ごとに開催される批評会を通じて、制作についての考えを言葉で他者に伝える力も養います。3年次以降は、自らで着想した主題や動機を作品にしていくための制作研究に取り組みます。どの研究室を選択しても個の自由な表現を尊重し、双方向的な指導を行いながら、自立した表現者としての自覚を促します。また、学内ギャラリー展示などの発表の場を通じて、広く社会に向けて作品を発表する力を培います。
1年次
課題を通して絵画、造形表現の基礎を身につける

課題制作を通して、観察力、描写力など表現者としての技法の基本を身につけます。「技法講座」では、テンペラ、銅版画、下地研究、映像、樹脂、陶芸、和紙、パフォーマンスから1つを選択し、理論に裏づけされた表現力を基礎から固めていきます。
2年次
表現力や技術を身につけながら、自分が求める制作の方向性を探っていく

引き続き、表現者としての技法を磨くとともに、批評会での議論や教員との対話を重ねながら、自らの表現を外からの視点で見つめ直し、求める方向性を次第に明確にしていきます。
3年次
自ら着想した表現をより深く追求していく

教員の指導方法や自らのめざす表現をふまえて最終的にグループを選択し、卒業まで同じグループに所属します。担当教員とのきめ細かな話し合いに基づいて個別にカリキュラムを設計し、「自己表現とは何か」をより深く追究しながら、制作に取り組んでいきます。さらに、毎年グループごとに学内ギャラリーで複数回開催される展覧会に出展し、広く社会に向けて作品を発表する力を養います。
4年次
多角的な視点からの指導を受けながら独自の表現をつくり上げていく

4年間の集大成として、卒業制作に取り組みます。制作は各グループの担当教員が指導しますが、他のグループの教員も求めに応じてアドバイスを行います。こうした多角的な視点からの指導を受けながら、作品の完成度を高めていきます。
- 取得可能な資格
- 中学校教諭一種免許状(美術)
高等学校教諭一種免許状(美術)
学芸員資格
- この学科の4年間の履修科目
- 共通教育科目
- 共通教育科目は学ぶ目的によって
「教養科目」「美術理論科目」「言語科目」「リテラシー科目」の4つに区分しています。
これら4つの区分から、自分に合った科目を組み合わせて履修できます。
環境・設備
主な学科専有施設と設備
授業時間にとらわれず、原則的に休日、夜間でも利用可能な充実のアトリエ環境

- アトリエ(絵画東棟)
- 1階から5階まで大小のアトリエがあり、少人数でシェアするため、油彩からインスタレーションまで様々な制作活動を行うことができます。制作に専念できるよう、授業時間にとらわれず、原則的に休日、夜間でも利用することが可能です。

- ギャラリー(絵画東棟)
- 上階まで吹き抜けの空間なので天井が高く、大型の作品も展示できる環境が整っています。展示のほか、講評会なども行っています。

- ギャラリー(絵画北棟)
- 1階玄関から2階に上がるエントランス空間にあり、主に絵画学科の作品展示や、講評会などに使われています。
- 研究室(絵画北棟)
- 打ち合わせスペースや図録などが閲覧できる書架のほか、カウンターでは様々な工具の貸し出しも行っており、制作活動をサポートしています。
全学生が使える主な共有施設と設備
全ての学生が利用できるメディアセンターをはじめ、最新機材や展示スペースが備わっています
卒業制作優秀作品集
教員紹介
2023年4月現在
教授
准教授
CHIBA Masaya
客員教授
オウ・ジュン藏屋美香塩田純一松浦寿夫
非常勤講師
淺井裕介足立智美雨宮庸介飯山由貴井上裕起榎本耕一川井徳寛小林丈人齋藤春佳地主麻衣子鈴木星亜鈴木余位髙木大地玉山拓郎中尾拓哉林麻依子原陽子ミヤギフトシ八重樫ゆい山田淳吉
この学科の入試概要
この学科には主に3つの入試方式があり、本学での実技と学科試験を組み合わせた「一般方式」、実技と共通テストを組み合わせた「共通テストⅠ方式」、「学校推薦型選抜」で受験が可能です
一般選抜
一般方式
実技試験
+
国語/英語
募集人員:70名
- 出願期間
- 2024年1月6日(土)~
1月16日(火)
- 合格発表
- 2024年2月19日(月)13:00~
2月21日(水)
- 入学手続(締切)
- 2024年2月29日(木)
一般選抜
共通テストⅠ方式
実技試験
+
共通テスト
募集人員:50名
- 出願期間
- 2024年1月6日(土)~
1月16日(火)
- 合格発表
- 2024年2月19日(月)13:00~
2月21日(水)
- 入学手続(締切)
- 2024年2月29日(木)
一般選抜
共通テストⅡ方式
油画専攻での実施なし
学校推薦型選抜
募集人員:10名
- 出願期間
- 2023年11月1日(水)~
11月7日(火)
- 合格発表
- 2023年11月23日(木)13:00~
11月25日(土)
- 入学手続(締切)
- 2023年12月11日(月)
この学科のデータ
入学定員 | 在学生数 | 学ぶキャンパス |
---|---|---|
130名※2023年度 | 547名※2023年度 | 八王子キャンパス |