演劇舞踊デザイン学科劇場美術デザインコース
舞台美術・映像美術・照明・衣裳などを専門的に学び、
演劇・テレビ・映画・コンサートといった現場で求められる視覚演出の高度な総合力を養う。
舞台美術・映像美術・照明・衣裳などを専門的に学び、演劇・テレビ・映画・コンサートといった現場で求められる視覚演出の高度な総合力を養う。
Activity News(劇場美術デザインコース)
学科卒業生インタビュー・関連コンテンツ
卒業後の進路実績
舞台美術家、美術監督、照明デザイナー、衣裳デザイナーなど、専門性の高い職種へと進む学生が多く、そのほとんどが劇場施設や舞台制作会社、テレビ局、演劇、映画、映像、コンサートなどのイベントや、店舗ディスプレイなどを手がける美術関連会社への進路を選択しています。
主な就職先(過去2年 ※2023年5月31日現在)
- ゲーム・アニメ・CG
- アイディアファクトリー
- WEB・通信・情報処理
- ポニーキャニオン
- 広告代理店・制作会社
- ジェッツ・プロジェクト
- 医薬品・化粧品・食料品
- アクア
- 印刷・写真
- シルクマスター
- 繊維・テキスタイル
- ユナイテッドアローズ
- 建築設計・店舗・空間
- グレイ美術/シミズオクト
- テレビ・映画・舞台
- 角川大映スタジオ/木下サーカス/四季/宝塚歌劇団/TBSアクト/テレビ朝日/テレビ朝日クリエイト/東京衣裳/ヌーヴェルヴァーグ/フジアール
- 官公庁・学校・福祉施設
- 多摩美術大学
- その他
- アウトソーシングテクノロジー/ヌーベルキャリア/ベスト-アニバーサリー
※企業名は内定当時の名称です。
教育課程・履修科目

専門的な演習や本格的な実習制作といった「体験」で学ぶことが、本コースの大きな特徴です。授業は、基礎的な造形力とスキルを徹底的に習得することから始まり、年次ごとに専門性を高めていきます。3年次以降は、演劇舞踊コースとコラボレーションする上演制作実習があり、共同作業を体験すると共に、実践力を養います。バックステージや、工房・スタジオなどの見学、観劇など学外授業も充実しています。上演実習が可能な専門スタジオを備え、3年次以降の各ゼミ室に、学生個々の研究デスクも完備しています。学習と実践の両輪を支援する体験型授業の積み重ねにより、多くの卒業生が専門的学びを生かすことができる現場へと巣立っています。
専門学科科目の概要
1・2年次は描写や色彩構成などの基礎的な造形力と空間デザイン・視覚演出に必要な基礎スキルを習得します。また、舞台やドラマなどの制作現場の見学から実践的な理解と体感を高めます。3年次からは、ゼミ形式で舞台、照明、衣裳を中心に総合的な演習を行います。
1年次
理論から技術まで、デザインに必要な基礎を学ぶ。

デザインするために必要な、基礎演習・技術演習・理論演習によってカリキュラムを構成しています。観劇とバックステージツアー、制作現場とスタジオ機構見学など、学外授業の充実により現場の臨場感を体感します。
2年次
舞台美術・映像美術・照明・衣裳・スタッフワークの専門的な知識とスキルを総合的に修得。

劇場美術・映像美術・照明・衣裳スタッフワークの専門的な知識とスキルを総合的に修得します。講義やワークショップのほか、デザインプロセスに沿って課題制作を行い、発想・創造の具現化を演習します。
3年次
専門性の追求。応用力実践力を修得。

各専門分野において能力を高め、応用力を身につけます。企画・提案を行い、ブレインストーミングを重ね、作品発表を行います。「上演制作演習」では、演劇舞踊コースと連携して実践的な上演実習を行います。
4年次
独創的な表現方法を修得。

「上演制作演習」や体験型授業の積み重ねにより、プロフェッショナルな表現方法を修得します。卒業制作は演劇舞踊コースとの合同で、すべての制作スタッフを学生が担当し、成果を学外に問い得る公演をめざします。
両コース共通講義科目
演劇舞踊史Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ/映画映像史Ⅰ・Ⅱ/身体表現論Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ・Ⅴ/演劇舞踊史研究Ⅰ・Ⅱ/劇場文化論Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ/劇場美術デザイン史Ⅰ・Ⅱ/演劇舞踊論Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ/プロデュース研究Ⅰ・Ⅱ/セラピー研究Ⅰ・Ⅱ
- 取得可能な資格
- 学芸員資格
- この学科の4年間の履修科目
- 共通教育科目
- 共通教育科目は学ぶ目的によって
「教養科目」「美術理論科目」「言語科目」「リテラシー科目」の4つに区分しています。
これら4つの区分から、自分に合った科目を組み合わせて履修できます。
環境・設備
主な学科専有施設と設備
製図・模型・コンピュータ演習や舞台美術・映像美術・照明・衣裳まで本格的な実習が学内で可能

- 演劇舞踊スタジオ
- 2014年に竣工した、広さ約170㎡のスタジオ4面を持つ3階建ての建物です。1階と3階にスタジオを有しており、高さのあるセットを組むことができます。1階スタジオには電動バトンを備え、最新の照明機材や音響機材があり、実践さながらの実習が行えます。日常的に練習場として使用できるほか、舞台発表としても使用可能です。公演形態に応じてさまざまな空間が創造できるようになっています。

- 実習室
- 総鏡張りのスタジオや大道具・衣裳デザインの実習室など、身体表現と劇場美術に必要な環境が揃っています。

- 3号館
- 写真スタジオ、映像スタジオ、録音スタジオを有するメディアセンター(全学共有施設)があり、3階の研究室には演劇関連の専門書が揃うほか、様々な劇団や劇場の発行物が閲覧でき、情報収集に生かすことができます。

- 大道具製作場

- 映像スタジオ(全学共有施設)
- フロア面積約210平方メートル、約88平方メートルの大型ホリゾントと22本の電動昇降バトン、250インチスクリーンを常設。バトンには、2000W 63回路の演出照明機器用負荷回路を設置。

- 録音スタジオ(全学共有施設)
- 録音、MA(マルチオーディオ)、調音、各種フォーマット書き出しができる。調整室と録音スタジオからなる施設。
全学生が使える主な共有施設と設備
全ての学生が利用できるメディアセンターをはじめ、最新機材や展示スペースが備わっています
卒業制作優秀作品集
教員紹介
2023年4月現在
教授
客員教授
國吉和子高萩宏勅使川原三郎
非常勤講師
阿部宗徳石橋舞井手和歌子今井豊茂井村正美岩城南海子岩間美奈子上田淳子内田洋一大石将弘大塚義紀大橋裕美岡田裕子岡本陽介小川万寿子川村美恵木皮成岸井大輔岸川まや北尾亘北澤香窪田壮史小池れい小林愛子坂本もも佐藤恵新川貴詩高橋泰代滝口健田中圭介土田環東條愛永野百合子西川成美西田夏奈子西村智弘則武弥林あまり深井順子藤巻聰太湯雅晴前田芳秀松浦佐知子松田朋春三浦洋子南靖比呂宮下寛司森佳子安永瞬若山幸雄
この学科の入試概要
この学科には主に4つの入試方式があり、本学での実技と学科試験を組み合わせた「一般方式」、実技と共通テストを組み合わせた「共通テストⅠ方式」、共通テストのみの「共通テストⅡ方式」、および「総合型選抜」で受験が可能です
一般選抜
一般方式
実技試験
+
国語/英語
募集人員:11名
- 出願期間
- 2024年1月6日(土)~
1月16日(火)
- 合格発表
- 2024年2月19日(月)13:00~
2月21日(水)
- 入学手続(締切)
- 2024年2月29日(木)
一般選抜
共通テストⅠ方式
実技試験
+
共通テスト
募集人員:4名
- 出願期間
- 2024年1月6日(土)~
1月16日(火)
- 合格発表
- 2024年2月19日(月)13:00~
2月21日(水)
- 入学手続(締切)
- 2024年2月29日(木)
一般選抜
共通テストⅡ方式
実技試験なし
共通テストのみ
募集人員:2名
- 出願期間
- 2024年1月6日(土)~
1月22日(月)
- 合格発表
- 2024年2月19日(月)13:00~
2月21日(水)
- 入学手続(締切)
- 2024年2月29日(木)
総合型選抜
募集人員:13名
- 出願期間
- 2023年11月1日(水)~
11月7日(火)
- 合格発表
- 2023年11月23日(木)13:00~
11月25日(土)
- 入学手続(締切)
- 2023年12月11日(月)
この学科のデータ
入学定員 | 在学生数 | 学ぶキャンパス |
---|---|---|
80名(学科の総数)※2023年度 | 280名(学科の総数)※2023年度 | 上野毛キャンパス |