生産デザイン学科テキスタイルデザイン専攻
身近なライフスタイルに関する生活雑貨や衣料分野にとどまらず、
航空・車両の室内、医療やバイオ素材などへも可能性の広がる分野。
就職先もアパレル、インテリアから舞台美術、広告業まで多岐にわたる。
身近なライフスタイルに関する生活雑貨や衣料分野にとどまらず、航空・車両の室内、医療やバイオ素材などへも可能性の広がる分野。就職先もアパレル、インテリアから舞台美術、広告業まで多岐にわたる。
Activity News(テキスタイルデザイン専攻)
学科卒業生インタビュー・関連コンテンツ
卒業後の進路実績
染織作家、アーティスト、研究者、教員、国内外の大学院進学を選択する学生が多くいます。就職では、繊維、テキスタイル、ファッション、インテリア、自動車といった業種へ。また、自ら起業して、デザイン、企画、商品製作、舞台衣裳製作を行うなどさまざまな分野で活躍しています。
主な就職先(過去2年 ※2023年5月31日現在)
- ゲーム・アニメ・CG
- マイネット
- WEB・通信・情報処理
- コンセント/セルインタラクティブ
- 印刷・写真
- 大日本印刷(DNP)/日本創発グループ
- 玩具・文具・生活雑貨
- オーロラ/サンスター文具
- 靴・バッグ・装飾品
- アシックス/イケテイ/吉田(吉田カバン)
- 自動車・輸送用機器
- 日産自動車
- 繊維・テキスタイル
- アダストリア/イッセイミヤケ/宇仁繊維/サンゲツ/スミノエ/スリーエイ化学/TBカワシマ/トゥモローランド/ビューテックス/ファミリア/ベベ/丸眞/ミナ/米富繊維
- 家具・住宅設備機器
- 東リ
- 建築設計・店舗・空間
- イニシャルジャパン/オリエンタルランド
- テレビ・映画・舞台
- 四季
- 官公庁・学校・福祉施設
- 金沢文化振興財団/埼玉県立草加かがやき特別支援学校/静岡市立芹沢銈介美術館/多摩美術大学/東京都立工芸高等学校
- その他
- 石見銀山生活文化研究所
※企業名は内定当時の名称です。
教育課程・履修科目

ファッションやインテリアデザインに留まらず、車両内装から産業資材、医療素材、宇宙開発素材まで、創造的可能性が広がるテキスタイルデザインの分野。これらの分野において、卒業生の活躍はデザイナー、アーティスト、染織作家、研究者など多岐にわたります。
日本は、伝統的な染織文化と最先端のテキスタイル技術が共存する希有な国の一つです。その強みを世界に発信すべく、学科独自に開講している英語科目や、交換留学、海外企業との産学共同プロジェクトなどにより学生活動を支援しています。本科では、日本から世界に向け「グローバルに活躍する未来のリーダー」を育成しており、近年は海外コンペなどで実績をあげる学生も増えています。
専門学科科目の概要
素材の成り立ちとその扱い、技術・造形表現の修得を土台に、布の物理的な機能や文様の装飾的役割、色彩の力などに注目し、染織技法の修得からデジタルテクノロジーを駆使した表現までを網羅します。社会におけるテキスタイルの役割を考え、産学官や国際社会との共同プロジェクトなどを通して実践的に学びます。将来の進路に向け、3つのスタジオと2つのTL(テクニカルラーニング)クラスに分かれ、個人の目標を高めます。
1年次
基本的な造形要素に加え、繊維素材の扱いとテキスタイルデザインの基礎を学ぶ。

色彩、形態、テクスチュアなど基本的な造形要素について学び、繊維素材の扱いとテキスタイルデザインの基礎を身につけます。また、コンピュータによるプレゼンテーションの基礎など関連技術を習得します。
2年次
目的や機能を踏まえ、コンセプトに基づくデザイン・表現方法・素材・技術を修得する。

基礎技術「編む」「織る」「染める」「プリント」などをさらに深めて習得するとともに、目的や機能を踏まえた上で、コンセプトにもとづくデザイン・表現方法・素材・技術を探究し、「創造力」を養います。後期は、各自の関心に応じてテーマ別の専門領域(スタジオ)を体験します。
3年次
専門領域においてデザイン力と思考力を養い、独創的に表現する力を磨く。

各自の個性と目的に合わせた制作を進めるために、テーマ別の専門領域(スタジオ)を決定し、「デザイン力」と「思考力」をつけ独創的な世界を表現する力を磨きます。
4年次
卒業制作にむけてテーマを設定し構想を練り、素材・表現方法を選択し制作する。

各自がテーマを設定し、計画を立てた上で表現方法・素材・技術を選択し、卒業制作に取り組み、学内外に発表し社会での活動につなげます。
- 取得可能な資格
- 中学校教諭一種免許状(美術)
高等学校教諭一種免許状(美術)
学芸員資格
- この学科の4年間の履修科目
- 共通教育科目
- 共通教育科目は学ぶ目的によって
「教養科目」「美術理論科目」「言語科目」「リテラシー科目」の4つに区分しています。
これら4つの区分から、自分に合った科目を組み合わせて履修できます。
環境・設備
主な学科専有施設と設備
染・織実習、シルクスクリーンはもとより各種布加工、素材加工を可能にする設備が充実

- テキスタイル棟
- 地上3階建てのテキスタイル棟には、研究室、各種教室、工房とギャラリーがあります。そこでは、染・織実習、シルクスクリーンはもとより各種布加工、素材加工を可能にする設備がニーズに合わせて備わっています。また、エントランスギャラリーでは常に学生の作品展が行われ学生相互の刺激空間として機能しています。

- ギャラリー
- 学生の作品を主体とした企画展を常時開催することで、学生相互の創作意欲を刺激する空間として機能しています。

- スクエア・ラボ
- 大型シルクスクリーン・転写・インクジェット・紙漉設備などがあります。

- バナナ・テキスタイル・ラボ
- バナナ・テキスタイル・プロジェクト(2001年〜2016年)が研究開発したラボで、繊維製品をリサイクルする機器と繊維を開繊する機器が備え付けられています。
プロジェクトの詳細はこちら

- 織実習室
- 合計86台の各種手織機を有し、学生が一人一台使用できる実習室。さらに、試織用の卓上織機や特注の織幅2mの大型水平手織機を保有。

- 染実習室
- 伝統的な染色方法も実施することができます。

- 縫製実習室

- 出力室

- 撮影スタジオ

- コンピューター手織ジャカード織機TC2
- 日本の美術大学で唯一、保有。

- 講義室
全学生が使える主な共有施設と設備
全ての学生が利用できるメディアセンターをはじめ、最新機材や展示スペースが備わっています
卒業制作優秀作品集
教員紹介
2023年4月現在
この学科の入試概要
この学科には主に3つの入試方式があり、本学での実技と学科試験を組み合わせた「一般方式」、実技と共通テストを組み合わせた「共通テストⅠ方式」、「総合型選抜」で受験が可能です
一般選抜
一般方式
実技試験
+
国語/英語
募集人員:20名
- 出願期間
- 2024年1月6日(土)~
1月16日(火)
- 合格発表
- 2024年2月19日(月)13:00~
2月21日(水)
- 入学手続(締切)
- 2024年2月29日(木)
一般選抜
共通テストⅠ方式
実技試験
+
共通テスト
募集人員:12名
- 出願期間
- 2024年1月6日(土)~
1月16日(火)
- 合格発表
- 2024年2月19日(月)13:00~
2月21日(水)
- 入学手続(締切)
- 2024年2月29日(木)
一般選抜
共通テストⅡ方式
テキスタイルデザイン専攻での実施なし
総合型選抜
募集人員:10名
- 出願期間
- 2023年11月1日(水)~
11月7日(火)
- 合格発表
- 2023年11月23日(木)13:00~
11月25日(土)
- 入学手続(締切)
- 2023年12月11日(月)
この学科のデータ
入学定員 | 在学生数 | 学ぶキャンパス |
---|---|---|
42名※2023年度 | 177名※2023年度 | 八王子キャンパス |